なんで今その話をすると?
だからなんだって話なんだけれど、
今日あったこと話すよ。
モヤモヤした気持ちを連ねるだけなんだけど、
今日は祖母が唐突に
『あんた小学生の頃逆上がりできんかったんやろ?』
と聞いてきた。
私は小学生の頃のその記憶は消えてて、
『えっ?そうやったん?』
と返したけど。マジで覚えてなかった。
でも私のことだから、当時は凄い深刻な顔をしてお話をしていたんだろうな。
付け加えて祖母は話を続ける。
『クラスの中で私だけが逆上がりができなかった…って言ってたで。
でもこの前テレビで見てん。
逆上がりができる子は少ないらしい。
体操の類の芸人が1ヶ月逆上がりを練習したけど、結局出来なかったらしい。
あんたのクラスはたまたま逆上がりができる子が多かっただけやねん。
だから出来ないことは気にしなくてもいい。』
でもみんなが出来て
私には出来んことがまざまざと目の前で思い知らされるのは
正直めちゃくちゃ辛いけん。
何言いようと今更。
って気持ちが私の本音で。
だけどお相手の方は私の辛い気持ちを
彼女なりに抑えてあげたくて逆上がりのくだりを聞かせてくれたんだと思うとこう言う気持ちを持つのは良くないよな…という偽りの気持ちもあって。
本当の本当は、人と話す時に
こうやってひとつひとつ気持ちが湧いて
人を傷つけるかもしれない言葉は必死に飲み込まないといけない
なんて考えなきゃいけないこと自体がもうめんどくさい。
言われるうちが華だけど、
面倒臭い。
なんか違う
違和感。
こんな風に余計なこと言って人に気を遣わせたことがたくさんあるんだろうな、わたしはこの人の孫だから。。
言わなくても良いことを言わないのが品性。
育った環境になければ自ら学ばなきゃいけない。
失敗してばかり。
そう言う人生ばっかり。
だからと言ってがんばろう明るくやってこうと言う気にもならない。
そうなんだなぁと思いながら
元の状態に戻るのは未来のわたしに任せて、
このモヤモヤと一緒にしばらく生きていきます。
梅雨の湿気みたいな文章
これもまた一つの人生。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?