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わたしと占い~目にみえない世界にハマる編~

占いやパワーストーンの他に、
東南アジアや寺社仏閣も好きでした。

興味のフィールドがその辺にあると、
シャーマンや神様も視界に入ってきます。

しかも、わたしが通っていた大学は
チベット研究の権威がいらっしゃるところで。

知的好奇心と共に、ぐんぐんと
目に見えない世界に染まっていきました。

自分にそんな力はないけれど。
すごくすごく気になる世界。

本当は入ってみたいけど、
その世界の入り方はわからない。

その世界に入る方法を知る者も
近くには全くいない。

自分はあくまでも楽しむ側で、
趣味に留めるべきなんだろう。

そう思い、八百屋さんに就職する訳です。

就職しても変わらず、
パワーストーンの力は借りていました。

ブレスレットは卒業し、
ごついネックレスをつけていた気がします。

そして、転機が訪れます。
占い師になるチャンスがやってくるのです。

八百屋さんがマルチ商法の会社と知り、
転職先を探していたときのこと。

ライターを募集している会社に面接に行きました。

転職サイトに詳細は書かれておらず、
「ウェブライター」とだけ書かれていた気がします。

面接開始早々、
先方がこんなことを言ってきたのです。

「占い師に興味はありませんか?」

間髪入れずに「YES」を出しました。

ようよう聞けば、そこは占いサイトを運営している会社だったのです。

勉強して占い師になって
そこの会社に所属してほしい。

話はそんなところでした。
こちらとしては願ったり叶ったりです。

面接もすんなり通り
占い師への道が開けた訳です。

その後はライターをしつつ、
占いの勉強をしつつ、
時にはプロに手ほどきを受けて、
知識を深めていきました。

が、占い師としてではなく、
別な仕事が増えていきました。

しかし、同僚の中には
対面占い師として卒業する人も。

門戸は開いている。
でも勇気はない。

こんな調子で時間だけ過ぎていくのかな。
当時は諦めに近い感情を抱いていたのです。


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