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日記(2024/4/28~5/4)

2024年4月28日

久しぶりに会う友達と呑みに行く。もう始まったのかまだ始まっていないのかはわからないがGWのはじまりのような予定に浮つく。社会人になってからは業種的にGWを満喫することはないが、世の中のムードがちょいと軽やかでポップでたのしい。
(関係ないが、毎年のように "ゴールデン ウィーク"と名付けた誰かに拍手を贈っている。わかりやすくてゴージャスな感じが好き。)

久しぶりの友達は、高校の時の部活が一緒で、当時から趣味も会うのでプライベートでも遊んだり、SNSで気になるものをシェアしあったり、電話したりと、変わる環境の中でも小さな繋がりを楽しんでいた人。久しぶりに会って、一緒にお酒を飲むと、止まらないお喋りが始まって、ずっと終わりのない恋の話など、行き場の見当たらない仕事の話などを続けた。
いい意味で自分を持っていて、さっぱりとした彼女とのお話は、全く媚びずに素直にカッと笑いながら聞いてくれたり、聞いたりできるので、とても居心地がいい。正解を言わなくても、さっぱりと受け止めてくれるという安心感がある。
楽しいおしゃべりは数軒に続いて、まだ電車が走るうちに駅でバイバイをした。呑みにいく交友関係はどちらかというとお仕事で出会う先輩が多かったので "友達" という関係性の乾杯は愉快なんだと改めて。

私の家は、近くに駅なんてものはなく、市内から歩こうとするときっと2時間近くは経つ。引っ越してからは「タクシーも飲み代」と口にして、今日も楽しかったな〜と呑気に思いながら、タクシーに運ばれる。
そんなに多く飲んでいなかったけれど、愉快だったからかお酒が回って「酔っちゃってヘラヘラしています」と謎のLINEを送ってしまっていた。もちろん記憶を無くしているほどではないけれど、その時は送っちゃえ!という可愛い気持ちだったはずが、シラフで見るとキツイこともある。笑
けれども、こうゆう連絡を余裕ある対応で優しくあしらってくれることも、沼みがあって困るのだ。


2024年4月29日

なんとGW 2連休目。身体を大切にするためにやすむ。
鈴鹿のOTONA市という古道具などが集まるイベントに向かう。最近一緒に過ごすことの多い友達とそのお子さんと一緒に1時間半ほどの道中。
車で聴く音楽が好きで「ランタンパレード」というアーティストを教えてもらった。"光"という曲が好き。どこかで出会ったことがあるのか、ないのかわからないが、音の運びがどこか懐かしさもあり、うっとりとする。

マルシェイベントのようなものに伺うのが久しぶりで、沢山の人が宝物を探すように会場内をぐるぐると歩む姿にワクワクした。民藝のような象のペン立てを買ったことを仕切りに、次々とときめく私のお宝を手に抱えた。カラフルな器や古い木の板、ロマンチックなフェーブに藁のバッグ。いろんな年代、場所の古いものたちを迎え、新しい生活をたのしめそう。

買い物がこんなに楽しいのか!ときっとマルシェの醍醐味を味わえた。

2024年5月1日

5月のはじまり。最近はきっと特に「5月、はじまった "みたい" 」と何故か他人事のように日の巡りを認識している。寝て起きたら日が巡っていくことは、25年も生きていたらもう当たり前の出来事で、でも月の始まりは私ごとではない、不思議な浮遊感がある。

溜まっていた仕事を駆け足で進める。いつまでも仕事を上手にはできないが、書き殴りのtodoリストを頼りに、マッハで駆け走る仕事は楽しい。次々に線を引いて、よし!と口に出して自分を褒めていくスタイル。

合間の時間、初めてシルクロードという喫茶店?に行った。量が多いよ と聞いていたものの、お腹が空いていたので定番のえびオムライスとプリンのセットにした。美味しい。月日を重ねた喫茶店は、なんでこんなにもロマンチックなんだろうと考えてみると、それはお店を続けた人柄にあるのかもと思う。建物や椅子やお皿など全ての物が、月日の経過を知らせる中で、日々お店に立って「いらっしゃい」と迎える声が変わらずあたたかいことが、ロマンチックということなのではないか。

帰ってからも、残りのtodoと向き合う。
VIDEOTAPEMUSICの「東京と各国の夜」という曲が良い。イントロから誰かのイビキが聞こえてきてツボる。事務所で仕事中に聞いていたから、誰?と一人の事務所で振り返ってしまったが、こうゆう夜の知らせもいい。

2024年5月3日

実は数日日記を書けなかった。(これは "引き出し日記" というアプリに少しづつ記録した小言を頼りに今、書いている  ※5/6 PM23:50現在)

どちらかというといつも、文章を書きたいし書かないと気持ちの行方が整理できないタイプだが、この数日間はどうしても日記が書けなかった。


2024年5月4日

今日は天気がいいので、気持ちがとても爽やかである。こんな時に自分の単純なところが誇らしくなる。

今向き合っている祝福ごとが、仕事が、とても楽しい。
苦手な作業を後回しにしてしまいがちだが、どれも手をつけてしまえばそこにしかないワクワクがあって、任せていただけることがたまらなく嬉しい、たのしみ。

来週は色々と怒涛で焦っているけれど、これまでもいつも何とか喜びに満ちた日になっていたから、きっと大丈夫。全力を尽くす。


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