信頼できる場所

2021.10.20

連休明けの仕事は、流れに乗るまでに時間がかかる。

特に最近は、なんとなく仕事へのモチベーションが下がり気味だ。

そんな時は、誰かの波に乗ってしまう、というのもアリだと思う。

アニメ「ワンピース」のテーマソングだった
「ウィーアー！」に

こんな歌詞がある。

「個人的な嵐は、誰かのバイオリズム、

　　　乗っかって・・・思い過ごせばいい！」

私は、初めてここの歌詞を聴いたときに衝撃を受けた。

自分の機嫌は、自力でなんとかしなければならないもの、と思っていたからだ。

なるほどね．．．流されるのも悪くないよね。

そう思うと心が軽くなる。

自分のことを誰かに委ねてみる。

全部責任をもって、取り繕わなくていい。

甘えていい。

その分、自分の流れが来た時に

誰かを乗せてあげればいい。

看護実習生と関わる中で、改めて感じたことがある。

「患者は、本当のことを言っているのか？」

どこかが痛い、という訴えには「さみしい」が隠れているかもしれない。

痛み止めは効かなくても、誰かと昔話でもしている間に

その痛みは消えているかもしれない。

ずっと、言えなかったことを言おうとしているかもしれない。

何気ない一言や、看護師の表情で、勇気が出たり縮こまったりしているかもしれない。

今日のキーワード「素直な心で向き合うこと」

どんなことでも、決めつけずに寄り添う。

その悩みの本質は、どこからくるのか？

すべてを理解できなくても、まずは受け止める。

自分の波も、誰かの波も。

そして、たまに揺らいだり流されたり、

そのうちいい波が来た時に、きっとうまくいく。

大切なのは、心のどこかで信じ続けること。