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【あとがき】令和を生きるウチ、90年代のギャル。

このnoteは、先日はてなブログにて投稿した
【チョベリグ】令和を生きるウチが90年代のギャルになっちゃったんだけど!?
という記事の「あとがき」(もとい頑張ったアピール)です。
まだ読んでいない方も、「まえがき」としてこのnoteを読んで興味を持ってくださったら嬉しいです。

すでに記事を読んでくださった方、シェアしてくださった方、大変励みになっております!
本当に、ありがとうございます!

この記事のために揃えたもの、かかったお金

「いくらかかったか」、「どこで小道具を手に入れたのか」、「なぜ後に生まれたのに知っているのか」など質問が多かったので、簡単にこちらにまとめます。

ファッションは当時のeggを中古で購入したり、SNSに写真を載せている人を探したりして、勉強させていただきました。再現できておりましたでしょうか…!
実際この時代にギャルだった方にも読んでいただきまして、「懐かしい!」とご感想をいただけたのが個人的に嬉しかったです。

文章作りの点で言うと、「まぢ」、「とりま」のようなギャル特有の表現を極力少なくして文章を構成しました。(オタクのみなさんが胸焼けを起こしてしまうので)
もちろんギャルの喋り方をしなければ矛盾が生じるためそこは徹底しますが、ウッとなるような表現を多用しなくてもギャル感が伝わるよう、言葉選びをしてみました。

記事中に登場するMAPは、「IKEAの場所にはもともとHMVがあって、H前って呼ばれてたんだ〜。はへ〜。」といった感じで、各場所にもともと何があったか調べて作りました。
初めは丸写しできる地図がなくて絶望しましたが、やってみるとこれが結構楽しかった!

ちなみに、技術がなさすぎてMAPの作り方がわからなかったので、パワポ(正確にはKeynote)で四角形を引き伸ばしたものを並べるという暴挙に出ました。これに関しては別で記事にするかもしれません。しなかったらすみません♪

効率が悪すぎるが、楽しい


服やファッション小物は基本的にリサイクルショップかインターネットで購入しました。

【ファッション】
・紫セーター(リサイクルショップ) 400円
・ヒョウ柄ベルボトム(SHEIN) 889円
・ヒョウ柄シュシュ×2(SHEIN) 112円
・3色シュシュ(SHEIN) 112円
・バングルセット(SHEIN) 250円
・ネイルチップ(SHEIN) 172円
・ネイルにつけるふわふわ×2(セリア) 200円
・白サングラス(SHEIN) 299円

・イヤリング 私物(KOBINAI)
・ネックレス 私物(KOBINAI)
・ピン 私物(KOBINAI)
・虹色ベルト 私物(Candy Stripper)
・白エクステ×4 私物
・ふわふわレイ×2 私物(母)
・フラワーレイ 私物(母)


「写ルンですエコノショット」等、正規ルートで手に入らないものはメルカリで購入しました。

【小道具】
・トロール人形 600円
・写ルンですエコノショット 900円
・me janeショッパー 500円

・接着剤(セリア) 110円
・ラインストーン(セリア) 330円
・NTT DoCoMo 『MA531DムーバK』 私物(母から)
・テレホンカード 私物(父から)

【その他】
・撮影交通費 1,500円くらい
・ガスト(おいしい) 735円
・プリクラ 400円
・物証 現像料 1,312円


計 8,821円

計算間違ってたらごめん。

これが多いのか少ないのかはわかりませんが、ひとつひとつを安く済ませたので、もっと安いのでは無いかと予想していました。
特にSHEINには大変お世話になりました。

何はともあれ楽しかったです。マジでこれだけ言いたい、楽しかった。


「90年代は良かった」

流行りは約20年で1周すると言う。実際、近頃、平成初期のファッションブームが再燃している。
それと同時に、「2000年代初期や90年代に戻りたい」「今よりよほど良かった」という言葉がよく聞かれるようになりました。

もちろん、人によって何を重視するかは違います。
ある人にとって最重視する要素が、90年代に最も優れていたのであれば、90年代を懐かしむのは自然です。


とはいえ、一概に「あの時は良かったな」と言えることではないと思うのです。

実際、当時の文化やギャル語を調べる過程で、「これは今になって考えたら倫理的にアウトだろう」と思えるような表現や、私自身が不快感を覚えるようなものも多くありました。

いつも、一番新しい時代が一番発達していて、便利である。
ただ、その時代の全てが一番良いと言うわけではないし、忘れ去られかけている文化の中にも魅力的な物はもちろんある。

本編より

どちらか片方を取るのではなく、両立していきたい。
だから私は「タイムスリップ」するのではなく、「取り憑く」という形の記事を書きました。

そして、「時代が変わるに連れて価値観をアップデートしていく存在であり続けたい」「文化を引き継いでいきたい」との思いの中、翻弄される姿を形にしました。


なんつう、真面目なことも考えながらやっとりますだ。
これを機に知っていただいた方、今後ともよろしくお願いします!

いいとこどり、していけたらいいよね〜。


脳乃 あメ


追記:オモコロ杯銅賞を受賞しました!

(2022年6月25日)

おいおいおい!!!!!!何真面目なこと言ってんだよ半無職が!!!!!!!!

そうやって自分がつまらないと思われた時の保険みたいに、「おもしろじゃねぇですヨ〜〜〜真面目にやってんですヨ〜〜〜」みたいな顔をするのはやめとけクソアホが。

……無事オモコロ杯2022にて銅賞を受賞することができました。

まず、応募総数1024という膨大な作品の中から、私の記事を見つけ出してくださり、評価してくださったことに本当に感謝しています。
自分が日頃楽しんでいるコンテンツの発信源であり、かつ目標とされている方々が、記事に目を通してくださったというだけでも信じられない思いです。

というのも、私は昨年のオモコロ杯ではチンカスのような記事を書いて全く掠りもせず、しばらくオモコロを読むのさえ嫌になってしまった時期があるのです。(アンジュルムの上國料萌衣がモーニング娘。のオーディションに落ちた時も同じことを言っていた。)
もともと自分がやりたいことをやっていたはずなのに、いつしかオモコロに影響を受けすぎてパクリのようなフォーマットになっている……。
自分にとって何が「一番楽しくてしあわせ〜(市川雛菜)」かを思い返したら、重圧から逃れることができたように思います。
でも、また似てるって言われたな。


今年も例年通り冬にオモコロ杯の開催があると予測し、昨年の夏から記事の用意を進めていました。
しかし、冬に開催がなかったため用意していた記事の準備は一旦取りやめていたところ、3月末に開催の告知がありました。
そこから、冬用に用意していたものではなく今回の企画を考えました。
4月は仕事が忙しくほぼ休みの日がなかったため、4月9日に撮影を終えなければならず、移動や仕事の合間になんとか書き終えました。

でも、それで面白いかどうかって別じゃん……。
そりゃ作っていて楽しいのは大前提だけれど、読み手に楽しんでもらうのを目標としている以上、どれだけ頑張ったかは関係ないんですよね。
ただ、確かに言えるのは、「頑張った」をある程度うまく積み重ねていけば、う〜わ自分で書いてて恥ずかしくなってきたキッッッッッショ。


私自身もまだ色々な感情が複雑に絡み合っており、落ち着かない状態が続いておりますが、さっきブラックコーヒーをがぶ飲みした後にトイレに行ったらおしっこがブラックコーヒーの香りでした。


脳乃 あメ

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