【ことばの木】100.人間は忘れる生き物。忘れたくないならば、ことばをモノに託せ!
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
普段は何も考えてないフリをしているようで、本当に何も考えていません(笑)が、時々考えごとをするのです。
今回は、記念すべき100個目のことば。
もう一つ別のものを途中まで書いていたのですが、途中から本当に伝えたい内容はこんな程度か!?と自問自答する迷宮にハマり…結果、
否!!!
となって、全部ひっくり返して『今伝えたいこと』を書くことにしました。
読んでいただき、何かに共感してくれたら嬉しく思います。
【今日のことば】
人間は忘れる生き物。忘れたくないならば、ことばをモノに託せ!
【ことばが生まれた時】
はい、今回また珍しく直近でのことば。
しかも、2020/04/07に安倍首相から「緊急事態宣言」が発令された翌日に生まれたものです。
2020年の4月は、自分が生きてきた中でも経験したこともないほど希有で、衝撃的な春となりました。
それは突如現れた【新型コロナウイルスcovid-19】によってもたらされた、かつてない緊張感と危機感が漂う春。
しかし、新型コロナの影響を受けない自然はいつもと変わらずに美しく季節を移ろいゆく姿を私たちに見せていました。
スーパーに買い出しに行った途中で見かけた満開の桜の花々を見た時に、勇気と悲しみが同時に襲ってくる感覚になりました。
そして、こんな状態で見る桜は今年だけかもしれない(というより、今年だけであって欲しい!!)と、ふと思ったのです。
人間は、生きてゆくうちに新しいことが起きるので、古くなった出来事は計らずも記憶が薄くなる生き物です。
忘れたいことならよいけれど、忘れたくないことまで…
新型コロナウイルスについて…
我々が初めてこのウイルスを認識したのは、2月3日に横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」でした。
それまでなんの疑いもなく、「豪華客船」「夢のクルーズ」「優雅な休暇を」のキャッチコピーに惹かれるままに、クルーズ船ツアーブームが拍車をかけていたのに、その日を境に『天国から地獄』に変わり果ててしまいました。
そして、地獄と思えていたこの空間は、船の中だけではなく全世界へ…
→ GLOBAL COVID-19 LOCKDOWN TRACKER
【今、思うこと】
桜の木の下まで近づいてみると、案外花びらだけではなく花一輪のまま落ちています。
(※自然に落ちたものが良いでしょう)
それを持って帰って、押し花にしてみました。
参考にしたサイト
→ 桜の押し花の作り方!簡単に作れる失敗しないコツまとめ!
(注:水分を早く抜ききれないと上のように花びらが茶色くなってしまうようです)
これらの桜の花びらを本の栞(しおり)にでもして、いつか栞を使うたびにこんな春があったこと、私たちはみんなで戦ったのだ、と笑える日が来ることを願いつつ…
私はこの桜の栞というモノに記憶とことばを託すことにしたのです。
では、気にいっていただけたら、またどうぞお越しになってください。
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