【ことばの木】048. 生まれてきてくれて、ありがとう
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
普段は何も考えてないフリをしているようで、本当に何も考えていません(笑)が、時々考えごとをするのです。
そんな考えごとの中から降って湧いてきたことば、本日ご紹介することばは、こちらです。
【今日のことば】
生まれてきてくれて、ありがとう
【ことばが生まれた時】
2016/12/19 に生まれました。
単なる通勤路なんだけど、自称「哲学の道」って呼んでたら、だんだん色々考える道のような気がしてきた(笑)
Facebookに投稿したけれど、この言葉を欲している人がどれだけいるのだろう?と思った。
朝、いつもと同じように駅に向かって歩いていたら言葉が降りてきた。
『生まれてきてくれて、ありがとう』
って。
なんか、泣けそうになる言葉。
直接的に誰に言われた訳でもなく、心の中の自分以外の何者かに言われたような気がした。
それは、きっと最近よく単純に「ありがとう」とか、そんな間接的な言葉を、他の人から声掛けてもらっていたからかもしれない。
実は「ありがとう」って言葉は、そこ(生まれてきてくれて、ありがとう)に繋がるんじゃないか、とか言うと言い過ぎだろうか。
夫婦の間に子どもがいる家庭なら、子どもに対して一度はこの言葉が頭をよぎるかもしれない。
居なくても、この世に生を受けた自分に親は居て、自分が知らない間に親がそう思っていたことが何度かあったかも知れない。
ただ、こっぱずかしくて口に出して伝えていないだけ。
もしかしたら言われていないかも知れないから、ワタシから貴方へ言いますので、よろしければどうぞお受け取りください。
『生まれてきてくれて、ありがとう』
…うん、この言葉、泣けるわ(T . T)
【今、思うこと】
家族の中で交わされて、幸せだと確信できる言葉のひとつがこれなんだと思います。
親「生まれてきてくれて、ありがとう」
対して、逆の立場からの言葉ももちろんそうなります。
子「生んでくれて、ありがとう」
有り難きことが、事実そこにあるということ
そして、そう思えるならば、言葉を交わば良いのだけれど、普段のやりとりから考えても恥ずかしくて言えないという家族も多かろうと思います。
死ぬまでに伝えておきたかったら、早い方が良いです。
後回しにしてしまってその日が来ない可能性の高さと、伝えることができなくなった後に残された後悔を想像してみてください。
実際、私の場合はその有り難みに気づくのが遅すぎて、伝えることが出来なくなってしまいました。その後の後悔はとても大きく、後悔と共に生きている感じなのですから。
良いところと悪いところ、どちらもあるのが親(子)というか人間です。
『お互いさま』で、ゆるしてそれはそれとして、伝えたいと思うならば、その感情が高まった時に伝えるべきです。
恋愛と同じ。
感情の赴くままに伝えた方が、感情のシンクロが起きやすいのではないでしょうか。
では、また気にいっていただけたら、どうぞお越しになってください。
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