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無限とろべ〜MAX推し

どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。

人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。

気づけばテッペン超え……時間の経つのはかくも早いものか。毎日エッセイはリスタートでございます。

さて。

おそろしく美味いものを知ったのでシェアしたい。

家族はすでにこの美味しさに気付いていて、ネットで取り寄せまでしたことがあるというシロモノ。

自分は「マクドナルド世代」で、あのバンズとパティのように柔らかくてほぼ噛まなくてももぐもぐゴクンと出来てしまう食べ物に慣れているし好きだ。(←更に言うと胃腸が弱い。なら噛みなさいよ!ってなもんだが)

そんなものだから、この「とろべ〜」が昆布だと知った時点で、ずっと興味の範囲外であった。

ひたすら噛む食品なんでしょ、あーダメダメ。なんて昨日まで思ってた。

少し話は変わるが、甘酸っぱい昆布の思い出話を。

昔は手のひらサイズの赤い箱に入った「都こんぶ(中野物産株式会社)」というものがあって、我が家にたくさん常備されていた。

パチンコ好きな親父が景品で貰ったものだったのだが、そんなことも知らずに「なんだか癖になる甘じょっぱい白い粉のついた柔らか〜〜い昆布」がお気に入りでよく食べていた。

あれはまだ私が小学生の頃、蝉が鳴きしぐれるトロける暑さの夏だった。友だちが家に遊びに来た時に「おやつ食べる?」と言って、おやつ置き場から取り出した「都こんぶ」。1つは自分、もう1つは友だちへ。

劣悪な暑さの中で長く置いていたせいだと思うが、箱を開けて中のビニールから昆布を一枚取り出すと、ねと〜〜〜っと長い糸を引いた。

瞬間、友だちの前で恥ずかしいやら申し訳ないやらで顔から血の気が引いて、「これは捨てよう」と言いながら「全てなかったこと」のようにテレビゲームのスイッチを入れてすぐに話題を変えたことを思い出す。

そこからしばらく昆布が嫌いになったのは言うまでもない。人間だもの子どもだもの。


現在に戻る。

健康食品のトップランナーとも言える昆布は、旨味成分が豊富。噛めば噛むほど味が出る、顎も鍛えられて一石二鳥のスーパー食品だ。

硬いことだけが心理的ハードルだったのだが、この写真の「とろべ〜」は薄さはペラッペラ。

一枚手に持ってもカチコチではなく、フニャリと曲がるレベルだ。これなら食べられる、と心理的ハードルをクリアして食べてみた。

ひとつ口に放り込むと、絶妙な塩加減とほんの少しの甘み。

噛めば噛むほど、カメハメハ大王も踊り出すほどの旨味の波が何度も押し寄せる。

コリコリとした食感も癖になる絶妙加減。

う、美味い……

そこから止まらなくなって、無限とろべ〜発動

これだけ入って一袋のカロリーが66kcalというのも、中年太り甚だしい自分にとってはありがたすぎる。

関西の方で近くにスーパーの万代がある方は行ってみると置いてある確率が高いと思う。

なければ、ネットでポチればうまく買えればひとつ300円強で購入可能だ。

デスクワークのお供に、めちゃくちゃMAX推しします。いっぺん食べてみて〜♪

ではまた、どうぞお越しになってください。

2021.05.19(水)@10-001


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たつのこ龍次郎(りゅうじろう)
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