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今週のニュージーランドの新聞より-家庭内暴力も多めのニュージーランドです

今週末は、今日月曜日が「king’s birthday キングズバースデー、つまりイギリスの王様の誕生日」の祝日なので
「ロングウィークエンド」と呼ばれる、3日間の週末です。

いつもなら土曜か日曜日に、新聞記事に関連した記事を書いていたのですが
色々あって、モタモタしているうちに、月曜になってしまいました。笑

先週の話題の一つは、ニュージーランド政府のこれからの予算案の発表でした。
この記事は、それに関連して書かれたものです。

とにかく、政府がお役所関係の仕事に関して、ここから数年で、色々な機関で人員削減を行う予定なのですが、
この記事を書いた人(現在、野党になっているLabour partyのスポークスパーソンの1人)は、予算削減で、家庭内暴力の被害者保護とか、防ぐための対策とか、そういった事が手薄になるのを懸念しています。


まあ、Labour party が与党だった時に、家庭内暴力が良くなった、という事はないと思うのですが。
まあとにかく、これ以上酷い状況になって欲しくはないです。

https://goodshepherd.org.nz/economic-harm/new-zealand-family-violence-and-economic-harm-statistics/

このウェブサイトによると、
3人に1人のニュージーランド女性は、パートナーからの暴力をうけており、
精神的な暴力を入れると2人に1人らしいです。
ニュージーランド男性の8人に1人は、同じくパートナーから暴力を受けているとの事。

子供の頃に親から暴力を受けて人を加えると(勿論、重なる部分が多いと思いますが)、どれだけ多くの人が家庭内で暴力を振るい、どれだけ多くの人が暴力を受けているのだろうか、と思います。

更に家庭内暴力の犠牲者は、年々増える事を見込んでいるらしいです。

暴力が「普通の生活」の家族は、子供も大きく影響を受けて
また次の世代に暴力を振るう。
(勿論、全ての人がそうではないですが。)

家庭内暴力でトラウマを受けた人は
精神的に病んで、学校に行けなかったり、働けなかったりして
人生そのものが困難になったり
国からの生活保護に頼らざるを得なくなったりする。

私が思うのは
「暴力をしている人」も、その人がその時にできるベストをしている。
暴力という行為は、何らかのスキルのなさの表れであり、
その人がそれに気づいて、自分を変えていくしか、根本的な解決法はない、
という事。

私はそういう事のサポートもしていきたいと思っています。

明日から2日と、来週の火曜と水曜は
私の推奨しているCPSのコースで、
ニュージーランド時間では、開始時間は朝の3時!!

なので、もうすぐベッドへ行こうと思います。




「親も育つ子育て」を広めるために、私の持っている知識、経験、資料をできるだけ無料で皆さんに届けたいと思っています。金銭的サポートが可能な方で、私の活動を応援していただける方は、サポートをしていただけると嬉しいです。