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経験者の壁にぶち当たったミナミの夜【山本裕典、ホストになる。大阪編 #4】

かつては人気俳優。だけど今はちょっと落ちぶれ気味の山本裕典が、歌舞伎町のホストクラブで頂点を目指す「山本裕典、ホストになる。」

歌舞伎町の教育担当の心湊一希(みなといつき)、通称・軍神(ぐんしん)が、大阪へ転身することが決まり、恩師の後を追うことを決めた山本裕典が、再びホストの道を歩くことになるシーズン2が「山本裕典ホストになる。大阪編」です。

第3話では売れっ子ホストの仕事術を学んだ山本裕典。今夜は学んだ仕事術を実践することになります。

第3話の感想はこちら↓

独り立ちすることに!

ミナミ3日目。
オープン前、師匠である軍神からあるお達しを言い渡される山本裕典。
これまでどの卓へ行くのか、どう接客すべきかと軍神がレクチャーしていましたが、今夜は何もしないとのこと。裕典くん自身で判断して動いて欲しいと言われます。天塩をかけて育てた弟子を、自立させようとしている "親鶏" 軍神。 ”雛鳥" 山本裕典が大阪の夜を飛び立とうとしています。

さて今夜の一人目のお客様は、「枕したい」と息巻く "肉食姫" 。ウエストを大胆に見せ、エロエロ。しかも職業はキャバ嬢。こちらの姫は、山本裕典の好みドンピシャ(タイプの姫が来てしまったせいで、あとで軍神の叱責をくらうのですが・・・)。

続いて二人目も水商売で生きる女性が来場。こちらの方は、ガールズバーの経営者、通称 "ガルバ姫" です。キャバクラ好きの山本裕典と波長があう。水を得た魚のごとく接客してます。

"肉食姫" と "ガルバ姫" から送り指名を受ける山本裕典。
さらに三人目からも指名が到来!
以前、来てくれた姫がリピートしてくれたのです。
こちらの姫は去り際にタバコ1カートンをプレゼント(ホストへの推し活)。

次々とやってくる指名客。今夜は絶好調のブギー・バック


山本裕典いわく「今夜は絶好調!」
他ホストから「どうやって接客しているんですか?」と教えを請われオラオラ態度で接している、とプロフェッショナルばりに語ります。この台詞、シーズン1で見たような・・・デジャブ?

さらに2組の姫から指名が届きます。
好調が続く今夜はブギー・バック。

調子に乗りまくりの山本裕典は、お酒も浴びるように飲み、下ネタトークも加速。指名客の卓をぐるぐる回り、さらにヘルプを回り・・・と大忙し。多数の姫がいる中、"肉食姫" がお気に入りのようで、 "肉食姫" に時間を割いてしまいます。

ここで軍神から平等に接客して欲しいと叱責をくらいます。

さらに事件勃発。
1時間もほっとかれた姫がおかんむり状態。帰宅すると言い出します。
帰ろうとする姫を猛ダッシュで追いかける山本裕典。なんとか姫をお店に戻すことに成功すると、ここからご機嫌取りが始まります。拗ねる姫、なだめる男。これぞ男女の駆け引き。

姫の機嫌が元通り。ついでにシャンパンをオーダーしてもらい、初めてのシャンパンコール(略してシャンコ)に感激の山本裕典。

売上を上げたのに「楽しくない」のはなぜ?


これだけ送り指名を受け、売上も上げられた今夜。
ご満悦かと思いきや閉店後、「今日は楽しくなかった」と落ち込む山本裕典。楽しくない理由は、自分の至らなさを認識できたからと自己分析します。
新人時代は日々、成長。伸びていく自分を見るのは楽しいです。しかし、ある程度経験とキャリアを積むと、自分の成長は緩やかになり、逆にできないことばかりに目がいってしまいます。その山を越えるのはしんどいですよね。そんな中堅社員の壁に悩んでいるのが今夜の山本裕典です。

次回は東京・歌舞伎町に戻り、軍神合宿へ。ライバル・爆撃龍馬も登場!

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