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民俗学漫談

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#虚構

【民俗学漫談】まざりあう自他の記憶

前回の漫談では、虚構の発生について、漫談しました。 人間は、いつの時か、虚構、フィクションを使うようになった。 どれほど正確に伝えようとしても、語りは必ずその状況に影響されて、虚構が混ぜ込む。と。 たとえば、ディズニーランドに行って、はじゃぎますよね。楽しかったと。 何月何日に、誰と言って、何に乗りました。と言うのは、自分の経験ですよね。データです。 日記の書き方です。 「8月31日。高橋とディズニー。」と言う書き方ですね。 このデータをもとに、他の人に語るわけ

【民俗学漫談】虚構の発生

自分の経験していないことでも、平気で語れます。人は。 人間の脳って、フィクション向きですよね。ファンタジー向きですよね。 ノンフィクションじゃないですよ。 うつろとうつつのスライダー 経験を語るってことは、記憶をもとにしてやるはずの物ですが、その記憶があいまいときてる。 それで、だいたい、虚実ないまぜになります。 虚構と現実の合間、ですよ。 うつろとうつつを行ったり来たりですよ。 要は、パーセンテージですよ。 一方にうつろが、もう一方にうつつがあります。 語