見出し画像

なぜ、「自分を知る」に至ったのか

自己紹介で「自分を知ることに面白さを実感した2023年」と記しました。今日は、なぜ「自分を知る」に至ったのか、その経緯をお伝えします。

きっかけは、失恋。

2022年年末。結婚に対する考え方の違いから、パートナーと別れることになりました。自分はパートナーと結婚するものだと思っていたし、相手が大変な時は支えたいと考えていました。けれど、相手は自分一人で乗り越えること、自分だけの力で生きていくことを望んでいました。

そのときは、自分たちの未来は交わるもではなかったと納得して別れたつもりでした。ものすごい喪失感に襲われましたが「時間がたくさんあるから余計なことを考えるのだ」「仕事が始まれば、いつもの生活が始まれば、この喪失感も徐々に消える」と思っていました。でも、喪失感は消えるどころかどんどん深くなり、1ヶ月たっても、3ヶ月たっても、半年たっても、気持ちが凪ぐことがなく苦しみが続きました。

今まで、自分の選択に後悔や疑問を持たずに生きてきました。こんな状態になる自分が信じられなかったし、生まれて初めて「自分がどう生きていけばいいのか」本当に分からなくなったのです。

自分に必要なものは何なのか。

喪失感が続く日々。このままでは自分がだめになると強い恐怖を感じました。自分では、この喪失感の正体が分からない。結婚に対しての「執着」なのか、パートナーを失ったことへの「不安」なのか、自問自答しても堂々巡りで出口が見えない。

そこで、「本当に自分には結婚が必要なのか」「自分の人生にとって何があれば安心と感じられるのか」を知るために、セッションを受ける決意をしたのです。

書くことで見えた自分。

セッションは「人生年表」をつくることから始まりました。自分の幼少期から現在に至るまで、強く記憶に残っていることをプラスもマイナスも書き出すのです。

4歳で、初めて川に飛び込んだときの忘れられない高揚感と水の感触。
大学で、物作りや旅の面白さを共有できる最高の友人に巡り会えたこと。
就職して、最低最悪の状況を、文句を言いながら、でもそんな状況を笑い飛ばしながら共に乗り越えた同僚がいたこと。

改めて自分の人生に向き合う。そんな作業だったと感じています。

セッションを受けて分かったのは、自分は「両親や友人、同僚からたくさんの愛情をもらってきたこと」「幸せな独身を過ごしていたこと」でした。この言葉を聞いたとき、半年間ずっと感じることができなかった穏やかな気持ちを、やっと、少しだけ感じることができたのです。

自己理解の日々。

セッションを受け、初めて自分の人生を言語化しました。書くことで、自分の人生を肯定できた。そんな気がしました。ここから、自己理解の日々が始まります。

もともと本の虫。「自己理解」につながる書籍を何冊も読みました。YouTubeでもたくさんの発信を見ました。そして分かったことが「自己理解=自分と1番のパートナーシップを築く」ということでした。

自分と1番のパートナーシップを築く。

そう決めたとき、「自分は本当はどうしたかったのか」「これからどう生きていきたいのか」を改めて考えました。でも、未来をうまく思い描くことができない。「行きたい場所」「やりたいこと」など、失恋前の感覚は少しずつ取り戻してきたけれど、「どう生きていきたいのか」にはうまくつながらない。何冊か本も読みましたが、しっくりくるものがない。

何か最適なツールはないか。そう思った時に出会ったのが「pure life diary」です。

pure life diary。

「ありたい自分に変化する1年へ」
帯には、こうありました。自分に必要なのはこの手帳だと直感めいたものがありました。そして、2024年現在。pure life diaryと共にある日々は「自分を知る日々」、しいては「自分が叶えたいことが明確になる日々」につながっています。


この記事が参加している募集

わたしの手帳術

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?