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台本が間に合わない!?

まだ3冊足りていない
来週撮影分の台本が上がっていない

しびれますよね〜。現場ではよく聞く話です!
本が間に合っていない時は、
ディレクターの絵コンテや仮台本で作業を進めることもあります。

脚本は脚本家、プロデューサー、監督が主に話し合って内容を決めていきます。
セットやロケなどお金をかけられる具合も異なるので、脚本が撮影予定日までになかなか上がってこない場合は「できるかぎり今あるセットできる話」を書くこともありますし、
プロデューサーや監督などが場面を大幅に変更することもあります。時にセリフを変えることとあります。

最近ハリウッド式の脚本を読んだのですが、国内ドラマの脚本よりもト書きが細かく、アクションの指示も多いと感じました。
そして何よりも場面を説明するセリフが少ない!
日本の脚本(総括りでスミマセン)はト書きが曖昧、そして説明セリフが多いなと思います。
ト書きがあまりにも曖昧だと助監督で小道具原稿を作る時に迷うんですよね…もちろん監督が設定を細かくしてくれる時もあるのですが、事前にト書きに書かれていれば、役者さんも演じやすいのにと思いました。

と、話がズレてしまいましたが、、、
台本が遅れてしまうのは書き手が一人ということも大きいと思います。
作る話数によっては複数の脚本家で担当することもありますが、一人で担当される方もいます。
集団で書けばいいのに…とひよっこの私でも思います。

さて、そんななか、大々的にライターズルームをはじめるテレビ局も出てきました!
NHKやTBSです。フジテレビも昔ライターズルームをやっていたと聞いたことがあります。

こうしたライターズルームがうまくいけば、
オリジナルの脚本も生まれ、みんなで書くので台本が送れるということが少なくなるのではと期待しています。

現場ももちろんそうですが、脚本も疲弊しすぎず、心理的安全性もある中で生まれてほしいです。
今後の動向も見守っていきます!

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