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2019年3月の記事一覧
異文化への好奇心を育む絵本 「ミランダの大ぼうけん」 すてき絵本レビュー#004
「ミランダの大ぼうけん」
作・絵: ジェームズ・メイヒュー
訳: 佐藤 見果夢
出版社: 評論社
10歳くらいの女の子ミランダちゃんが、気球に乗って世界を旅する絵本です。
イギリスを出発し、ロシア・インド・中国・日本・アメリカ・エジプト・ヨーロッパと旅をしていきます。
基本ステータス
・絵を中心にざっくり楽しむなら、2歳〜
・内容をじっくり読むなら 3〜5歳
特長
・世界の遺産をざっと知る
すてき絵本レビュー#003 「モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ」
「モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ」
ミリアム・モス (著)
デボラ・オールライト (イラスト)
浜崎 絵梨 (翻訳)
単行本: 24ページ
出版社: ひさかたチャイルド
5歳くらいの女の子「モーリー」がお医者さんに変身し、
動物たちの診察をするしかけ絵本。
初めに言っておきます・・・・女の子ハマり要素多数のおすすめ最強絵本です。
基本ステータス
・絵を中心に楽しむなら 1.5歳〜3歳
すてき絵本レビュー#002 「川をのぼって森の中へ」
「川をのぼって森の中へ」
写真・文:今森 光彦
単行本: 40ページ
出版社: 偕成社
川をのぼって森? なんとなく分かるけど、耳慣れない感覚。
そうです。この絵本の舞台は、インドネシアのボルネオ島。
(日本みたいな渓流じゃないので、ボートを漕いでゆったり上流までいけちゃうんです)
ボルネオ島にまで行って蝶を探した、今森光彦さんの写真絵本です。
基本ステータス
・絵を中心に楽しむなら 1.5
すてき絵本レビュー#001 「あけるな」
「あけるな」
作: 谷川 俊太郎
絵: 安野 光雅
出版社: 復刊ドットコム
不思議な世界に入る、不思議な扉の話です。
不思議な世界なので、内容の因果関係はありません。
<何があるか分からない恐怖>と<何があるのか知りたい好奇心>との狭間の気持ちが交錯する絵本です。
基本ステータス
・絵を中心に楽しむなら 1歳〜6歳
・内容を楽しむなら 2歳〜6歳
特徴
・一見、理解しやすくもある。でも、