LUMIXとの生活
これまでLUMIXと多くの時間を共にしてきたわけだが、ここまでの軌跡を多くの人に見ていただける機会をいただいた。
LUMIXの写真展に写真を展示してもらえることになったのだ。
ありがたいことにnote内でも多くの人に写真を見てもらえてはいたが、プリントして出来上がった写真を見ていただけるというのはまた一味違った嬉しさがある。
写真展の詳細は後述するので最後まで読んだいただければと思います。
Nocchi(のっち)
普段はSE(システムエンジニア)として働きながら東京を中心に街を撮り歩いています。日々変わりゆく街の景色や暮らしを感じながら撮影しています。
Instagram:@nocchi_24 (フォロワー約6万人)
Twitter:@nocchi_24
また、カメラの楽しさや写真の奥深さを伝えていくためにCameRifeというWebメディアを運営しています。
気になった方はぜひ一度覗きに来てください。
撮影作品
作品への思い
LUMIXの撮影機材を使うにあたり何かを強く意識したということはない。強いて言うのであれば自分の写真の特徴をLUMIXではどう写ってどのような世界を見せてくれるのかに興味があった。
機材を変えることで通常の作例と乖離しないようにすることを心がけながら、これまで撮ってきた写真と同様にその街の特徴や暮らしを切り取ってきた。
最近流行りでもあるダイナミックなSNS映えする写真ではないため、そこに分かりやすさはないかもしれない。分かりやすさはないからこそ一枚一枚からその街に自分が降り立ち、様々なことを想像する余白がある。特にLUMIXのカメラやレンズではモノの質感がより鮮明に描写してくれるため写真の世界により入り込みやすくなっているように感じる。
今回は何千枚と撮ってきた写真の中からより想像力を掻き立てられそうな写真を厳選した。ぜひ温度や湿度感、呼吸、薫り等、色々なことを想像してみてください。
LUMIXとの生活
LUMIXの中でも今回撮影に使った機材は以下
カメラ:LUMIX GH5M2
レンズ:LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.
GH5M2の撮れる画の第一印象としてはハッキリ鮮やかで、撮って出しでも高いコントラスト描写が印象的だった。
さらにフォトスタイルという写真を自分好みの色味や質感を実現できる機能が備わっている。このフォトスタイルがこれまた素晴らしい。特にシネライクD2や709ライクなんかはレタッチをせずとも絶妙なトーンを表現することができるため、次々にシャッターを切りたくなっていきたくなるような完成度だ。
AFの速度と精度にも驚いた。被写体が暗い場合であるとフォーカスが合わずピンボケしてしまうというのはよくあるが、GH5M2では暗い被写体にもしっかりとフォーカスが食いつきシャッターチャンスを逃すことはまずなかった。速度も何も不満がないほどに速い。動体撮影においても十分に力を発揮してくれた。
GH5M2については以下の2記事で詳しくレビューしているので気になった方はぜひご覧ください。
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.
このレンズも非常にクオリティが高く、理想的な写真を量産してくれた。
被写体が浮き出てくるような立体感とフォーカス箇所以外の柔らかさが素晴らしく、ここまで融けていくようなボケ感を感じられるレンズは初めてかもしない。
焦点距離:42.5mm(35mm判換算85mm)、F1.2だけを見ればポートレート向きの中望遠レンズと決めつけてしまうかもしれないが、このレンズをポートレートで終わらせてしまうのは非常にもったいない。様々なシチュエーションで撮ってこそこのレンズの真価が発揮されると感じている。
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.についてもレビュー記事を書いているので読んでみてください。
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この度、STILLUMIXが写真展を開催します。
STILLUMIXは「LUMIXの写真機としての魅力を多くの方に知っていただきたい」という思いから発足したプロジェクトです。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
▼展覧会名
Photo Creation by STILLUMIX
▼会期
2022/7/16〜2022/8/14 11:00〜19:00
イベント・・・2022/7/16(土)・17(日)
▼休館日
月曜日
▼会場
LUMIX BASE TOKYO
東京都港区南青山2丁目11-17第一法規ビル1F
▼詳細URL
https://drop-in.jp/lumix/stillumix/photo-creations/
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このnoteはSTILLUMIX写真展のアドベントカレンダー企画となっております
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展示には今回noteに掲載した7枚とは別の写真を出展しています。ぜひお越しになって見に来て下さい。
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