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業界講演ってなんやねん

来月、某専門学校で業界講演を行うことになりました。
先方に確認をとっていないので、学校名は出せませんが、いわゆるゲーム系の専門学校です。

そこで業界のことを講演します。

...っていうと聞こえがいいんだけど、そもそも業界講演ってなんやねん
というわけで、今日はそのあたりをつらつらと書いていきたいと思います。

どうも。プッチンプリン大好き、NAオンラインのイハラです。
ちなみに僕はプッチンしない派です。

さて、「業界講演」。

...字ズラだけ見ると怪しいニオイがプンプンするぜ。
でも怪しいのは字ズラと講演する人の見た目だけで、内容はいたってまともです。

ところで!みなさんは自分が目指そうとしている、または興味をもっている
「業界」についてどれくらい知ってますか?

業界にもよりますが、憧れや印象だけで、その業界を目指している、
という人も正直いるのではないでしょうか。

そういうノリや勢いはきらいじゃないし、むしろ大切だとも思うんだけど、
業界について知らないことが、後々不利になることもあったりします。

それが、ゲーム業界の就職活動の時に多く見られるんですね。

ゲーム業界志望の学生さんが業界のことに対して最も多く接点を持つのが、
就職活動時の会社説明会だったりします。

いくつもの会社説明会に参加して、そこで業界が求める人材であったり、
求められているスキルなんかを知るわけです。

で、何が問題かというと、そこでミスマッチに気づくこと。

ゲーム会社の開発職には作品提出がほぼ必須でして、学生の皆さんは
何カ月もかけて作品をつくり、ポートフォリオにまとめて準備するわけです。

ところが!参加した説明会で、

「これこれこんなスキルが必要です。じゃ、締め切りは来週末ね。よろ!」

とか言われても、そのスキルがなければ対応することはできないですやん。
何でもっと早く教えてくれへんかったんや…何でや…

と思ったりするのも不思議じゃないし、実際こういったことが起こってます。

これって、ホントにお互いにとって機会損失だなぁと思ったり。

厳しい言い方をすると、そういうのも含めて調べない自分が悪いんじゃん。
というご意見もあろうかと思います。

しかしですね、ゲーム業界の片隅で採用活動をしている側の立場から言うと、業界希望者に情報が行き届かないのは企業側の努力不足もあるんではないかと思うわけで。

だから就活年次の学生ではなく、これからたくさん作品を作っていこうという若い(?)学年の方々に向けて、もっといろいろ話せたらなと。

実は数年前からこの手のお話しはいくつかの学校から頂いておりまして、
ちょこちょこといろんなところで草の根的に活動していたのですね。

それが昨年、もう少し本格的にやってみようということで、
全国約20校の専門学校にご協力頂き、講演の場を設けさせてもらったという経緯があります。

今回はそのうちの一校から「今年もよろぴく!」とご依頼があり、
来月、実施させて頂くことになった。...というのが冒頭のお話し。

講演でも伝えているんだけど、ゲーム業界は確かに人気のある業界です。
でも、狙って決して難しい業界ではない、と僕は考えています。

正しい情報をいち早く取り入れて、それに対応して就活の準備をする。
それが必要なんだと思います。

だって、ボスと戦う前って、属性考えて装備変えたりアイテム買ったりするやん。
カードゲームだって相手の出方を予想してデッキ組み直したりするやん。
プリンをプッチンする時はお皿を用意するやん。

ということで、何事も準備や対策が重要ということですね。

そのあたりについても、後々noteに書けたらいいなと思いつつ、
そろそろ講演の原稿、準備してきます。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
ついでにスキを押してもらえると、講演する時がんばれます。