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あと一歩を後押しする講座

NAオンラインでは個人向けの動画配信、オンライン講座をおこなっていますが、実は専門学校さんで特別講義というものもおこなっています。

今日はそのことについて少しお話しましょう。

学校での学習方法は先生ひとりに対し、生徒が複数名。基本的には先生が教えたことを全員で聞くスタイルです。これを「講義式」とします。

対して、NAオンラインが展開しているストリーミング講座、観察力講座は1~5名の少人数設定。講義式に対し、「個別式」とでも呼びましょうか。

講義式、個別式、それぞれメリットデメリットがあるのですが、講義式のメリットは言わずもがな、一度で多くの人に同じ内容を伝えることができること。

この方式は、初めてみんなで同じことをする時に効果を発揮します。
例えば、MAYAの使い方を学び始めの時やCGの概念などを教える時です。

また、学生側にとってもまわりに同じことを学んでいる人がいるので、わからないことを教え合ったり、切磋琢磨したりと良い環境をつくります

対して、デメリットとしては、個人個人のレベルや知識に偏りがあった際に十分な学習効果を期待できないということ。

進みが早い人にとっては退屈だし、遅い人にとっては難しいし…。

入学当初は全員横並びでも、半年経ち、一年経つと個々の差が顕著になり、いよいよ破綻の兆しが見えてきます。

破綻の兆しとは、できる人はどんどんやって、できない人は離脱するということ。これは公立の学校でも、学習塾でも、大学でもそう。

できる人はいいんですよ。できるから。

ここで一番問題になるのは、授業にはついていってる、やる気もある、実際に手も動かしている。だけど、もうちょっとのところで成果がでない人。

そういう、あと一歩届かない人、電車が直前で閉まる人、横断歩道を渡ろうと走ったら信号が赤になる人、アーモンドチョコを最後の一粒食べようとしたら、すでに空っぽだった人…(ん?)

いや、まあ、つまり惜しいなぁと思う人が、学生作品を見ていると、実は結構いるんですよ。

そういった人々が「できるライン」を突破するには、今のやり方を変えるしかありません。

じゃあ、何をどうやって変えるのか?

それは個人個人目指すところも違えば、変える箇所も違うので、一概には言い切れませんが、そのヒントになるものを我々は持っています

それがこれまで何度もお伝えしているような「観察力」であったり、「人体構造」であったり、「きれいなトポロジー」だったりするわけです。

それを「個別式」でゆっくり丁寧に教えるのが、NAオンラインCG講座 ―。

と、あたかも個別式がすげーみたいな書き方をしてますが、講義式には講義式の良さがあり、そこで成果を出している人もたくさんいることをお忘れなく。

つまり、個人のやる気というか、自主性というか、真剣に取り組もうという姿勢というか、そこが最も大切だということを付け加えておきます。

NAオンラインとしては、やる気の出力はあるけど方向が定まらない人、制作迷子になっている人を応援したいなと思っています。

というわけで!

講義式の弱点を補い、ピンポイントで学生のスキルをアップさせる、そんなご希望を持った専門学校の方、ご連絡お待ちしてます!

次回は実際に専門学校で実施した内容を紹介したいと思います。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
ついでにスキを押してくれたら、今年の東京ゲームショウに参上します!!