「ロシア・ウクライナ戦争」関連ツイートまとめ（2022年3月23～24日）
3月23日には、ゼレンスキー大統領の日本での演説があった日です。この日のネットニュースなどの反応を見て、「戦争に対峙することの難しさ」を再確認しました。以下のツイートに雑感が書かれてあります。
また、この日はミュンヒェン中央駅にウクライナ難民の受け入れ状況を確認しに行きました。
色々な方の話を聴けば、日本のメディア（多分外交も）は、ロシア・ウクライナ戦争情報では後手後手になっている感じ。ここ20年位の経費削減や海外特派員・調査員削減のツケ。ただし、中期的には「英語やその他の言語（ドイツ語も…）」の意義上昇に繋がるか。1億人以上の話者がいるのに勿体ないけど。
— noby (@nob_de) March 23, 2022
ドイツ・ミュンヒェンでは、ロシア・ウクライナ戦争の影響で菜種油・ひまわり油が不足してきた。すでに営業上、支障を来す店も。
— noby (@nob_de) March 23, 2022
SNSは仕方ないのだが、ニュース番組各社もゼレンスキー演説を「劇場化」させることに加担している。つまり戦争に呑み込まれているのである。他方で、ゼレンスキー大統領の英雄化には注意を要すべきだが、彼が数分後には死ぬかもしれない状況で演説している点には想像を働かせてみる必要あり。
— noby (@nob_de) March 23, 2022
まずは日本のテレビ・メディアやネット・メディアに冷静さや矜持があるなら、大統領演説を楽しそうに「評論」するだけではなく、「戦争はゲームではない」をまずは確認してほしいと思うのです。そのようなメディアはあるのでしょうか？ネットメディアを含めて。「お遊び」に落とし込んでませんか？ https://t.co/CGIqVcejNP
— noby (@nob_de) March 23, 2022
公園にもウクライナ語（残念ながらロシア語との判別が付かないので推測）を話す人びとが子を遊ばせている。悲壮な感じではなく、サングラスをかけて洒脱な感じ。繰り返すが「難民イメージ」を勝手に投影してはいけない。本来「ここ」にいるはずのない人びと、それ以外は「普通」に暮らせるのがベター。
— noby (@nob_de) March 23, 2022
ミュンヒェン中央駅のウクライナ難民の受付所（遠くから撮影）。たくさんの人が列をなしていた。駅や公園にもウクライナの旗があるのは、ミュンヒェンに来たウクライナの人を安心させるためであり、連帯を示すため。すでに74,000人がバイエルンに来て、10万人ほどまでは受け入れ準備が整えられている。 pic.twitter.com/FoWjGgxct3
— noby (@nob_de) March 23, 2022
ドイツのニュース：南ドイツ新聞のインタビュー記事では、ウクライナ難民を騙して人身売買に引き込む手口も出てきたと。また、その誘いは女性を通して行われる事例など巧妙化しているとのこと。ポーランドの支援家への丁寧なインタビュー記事。 pic.twitter.com/COVAS9F3PE
— noby (@nob_de) March 23, 2022
ドイツのニュース：今ちょうど読んでいたロシアの作家リュドミラ・ウリツカヤへのインタビュー記事も。これは嬉しい。今はロシアを出てベルリン在住。ロシア批判を公言。 pic.twitter.com/Dm6Z7u7nX1
— noby (@nob_de) March 23, 2022
歴史上の今までの戦争も「従前起きていたこと」を顕在化させ、そして「その後の私たちの社会」を規定していく。これは高校世界史の教科書でも分かる。こう考えれば私たちは既に戦争に巻き込まれている。そこで「戦争」を遠くに置くか、少しでもにじり寄って理解しようとするか、そこが問われている。
— noby (@nob_de) March 24, 2022
一応付け加えておくと、私はもはや平和デモや寄付行為を通して、そしてウクライナ難民の様子をドイツで見てきてしまったし、今回の戦争は「明白な力の行使」だと考えるので、この立場は取らない。もう「戦争」に巻き込まれているのだ。ただし重要なのは確かだ。
— noby (@nob_de) March 24, 2022
徹底した中立、いかなる武力も認めない立場はすごく重要なのだけども「沈黙」とは違う。私の周りの大学関係者でこの立場をとり意見を表明しているのは同僚の先生1人とあと1人の2人だけ。「沈黙」や「趨勢を見守りたい」という言は応答責任逃れと表裏一体だし「戦争を遠くに置く」立場だと思っている。
— noby (@nob_de) March 24, 2022
基本だと思うのですが、私人が「ウクライナと共にある」や「ウクライナ側に立つ」と口にするのと、政治家のような公人がその言葉を放つことの意味合いは大きく異なります。政治的•外交的にも大きな責任を伴い、風見鶏的な態度は取れなくなる。ただ過去発言のスルー文化がそう言わせてしまうのかもと。
— noby (@nob_de) March 24, 2022
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