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日記

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2023年12月の記事一覧

culture against apartheid

culture against apartheid

今朝『ソクラテスの弁明』再読を終えた。初読は1999年。24年ぶりだ。当時は通信制大学で学んでいた。西洋哲学基礎購読のレポートの課題図書だったと思う。担当講師は田之頭教授だった。教授は祖師谷キャンパスの夏期講習でギリシア語を勉強しないかと誘ってくれた。意欲はあったが受講しなかった。1999年アラファト議長は存命だった。同年10月アラファトPLO議長兼PA長官はパレスチナ支援調整会議出席。アラファト

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スキマ時間のなまくら流ずぼら派ブログ

スキマ時間のなまくら流ずぼら派ブログ

日常的なツイッター利用に疑問を覚えた。自分はいわゆる「ツイッターくん」「報告くん」の典型だったのではないか。日常ツイートへの違和感の始まりは自己開示の羞恥心と共に、日常生活の崩壊があったと思う。かつての『世にも奇妙な物語』の白石麻衣主演回が思い巡る。田舎の冴えない事務員がSNSでキラキラOLを装い、広く人気者になるが、次第に虚偽虚飾がエスカレートして悲劇的な終幕へいたる怪奇譚。むろん拡大誇張のスト

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アニメルカとREBOXならびにいくつかの感慨

アニメルカとREBOXならびにいくつかの感慨

複合的な理由でツイッター運用を自重中だ。「コンテンツと向き合うため」「公人ではなく私人に留まるため」「英語学習のため」など挙げれば切りがない。日常ツイートしない効用は本が読める、テレビが観られる、アニメが観られるなど。
『ソクラテスの弁明』(岩波文庫)再読は佳境。残20頁程。印象的な文章は「それは無技巧に思いつくままに漏らされる言葉である」(p16)、「なかんずく私の最も当惑するのは、ただその中に

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フィギュアのホスピタリティ

フィギュアのホスピタリティ

ブックオフ岡崎店へ行ってきた。先月の文学フリマ東京後、ブックオフ行脚がぶり返した。あまりに捲んで土岐市の久尻神社へ逃避行したほどだ。11/12とよたブックマーケットが開催された。ぜひ参加したかったのだけどその日は東京にいた。ブックマーケットの参加費は1500円。鞍ケ池公園の一区画を借り受け、古本屋や同人誌の販売ができる。今年4月の豊田三越では一箱古本市が行われた。こちらは参加費500円で蜜柑箱一箱

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