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『僕の漫画農業日記 昭和31~36年』|本の紹介

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5/30発売予定『僕の漫画農業日記 昭和31~36年−−14歳、農家を継ぐ』 編集者が本を紹介します!
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漫画家になりたかった「僕」の農業日記|本の紹介<後編>

 千葉県印西市草深地区で野菜苗の生産・販売を行う(有)伊藤苗木の創業者が、昭和30年代の5年間に書きためた漫画日記を一冊にまとめた『僕の漫画農業日記 昭和31〜36年−−14歳、農家を継ぐ』が発売されます。  後編では、中学校を卒業した伊藤さんが家族とともに農業に励み、父の死をきっかけに家業を継ぎ、(有)伊藤苗木を始めるにいたるまでをご紹介します。 *前編はこちらよりご覧ください* 保温折衷苗代にわら仕事 昭和30年代の農家の仕事は、どのようなものだったのでしょうか。伊藤

漫画家になりたかった「僕」の農業日記|本の紹介<前編>

 農文協の新刊『僕の漫画農業日記 昭和31~36年−−14歳、農家を継ぐ』が5月30日に発売されます。  本書は、昭和30年代、農村に暮らすひとりの青年が書きためた漫画日記を一冊にまとめたものです。  農家の日々の仕事や暮らしが、ユーモアあふれる文章と漫画で綴られる『僕の漫画農業日記 昭和31~36年−−14歳、農家を継ぐ』を、前後編に分けてご紹介します。 青年時代の日記が60年の時を超えて 「中学生の頃に書いていた漫画日記を本にしたい」と農文協に一本の電話がありました。電