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【馬○なんですか?】

「馬鹿なんですか?」

そう思うことが、

たまにある。

『人に馬鹿って言う人が馬鹿なんだよ』

なんていう、ヨタは受け付けない。

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ばか
【馬鹿・莫迦】
《名・ダナ》
1.
知能の働きが鈍いこと。利口でないこと。また、そういう人。
 「―とはさみは使いよう」(使いようによっては役に立つの意)
2.
まじめに取り扱うねうちのない、つまらないこと。また、とんでもないこと。「―なことをしたものだ」「―を見る」(つまらない目にあう)。冗談。
 「―を言う」
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今回は、1の意味だ。

「頭が悪い」

「想像力が足りない」

と表現することもある。

ビジネスの世界では、

『努力』

『頑張る』

『働く』

の意味を履き違えている人がそれだ。

これらの言葉は、

『結果を出す』

と=(イコール)だ。

例えば、

『働いても働いてもお金が稼げない』

『頑張ってるのに契約が取れない』

という言葉を発信する人がいる。

これは言わば、

『頭痛が痛い』

『トイレする』

と言うくらい恥ずかしい言葉だと考えている。

そもそも、

『働いても働いてもお金が稼げない』

という時点で、

『働いてない』のと同じだ。

『頑張ってるのに契約が取れない』

という時点で、

『頑張ってない』のと同じだ。

そもそも、

『努力の仕方が間違っている』

ということに気付いていない。

そういう方に限って、

成功体験の無い自分の考えに固執している。

だから人のアドバイスも聞けない、

つまり行動が変わらない、

結果、いつまで経っても『貧乏』なのだろう。

『貧乏』という言葉は、

収入や資産そのものを指す場合もあるが、

僕の場合は、

『思考が貧乏』

という意味でも使う。

だから結果が出ないんだよ、と。

『働いても働いてもお金が稼げない』

『頑張ってるのに契約が取れない』

という人は、

結果を出せない自分を自己肯定する為に、

『努力』

『頑張る』

『働く』

という言葉を使い、

自分で自分を慰めている。

自○行為と何ら変わりない。

何故、そんな負のスパイラルにハマるのか?

当然、本人の思考が『貧乏』だからに他ならないが、

周囲を取り巻く人間にも、問題がある。

『良いことは良い』

と言える人は居ても、

『悪いことは悪い』

と言える人は少ない。

何故なら、

相手に指摘、諫言をした際、

『自分が嫌われるのが嫌』

だからだ。

『このままいけば、この人人生詰むな』

『努力の方向性が間違ってる』

と本心では思っていても、

『○○さんは努力してる』

『○○くんは頑張っている』

『○○ちゃんは働いている』

と、

本人の自○行為を助長するような言葉しか言えないのだ。

こういう綺麗な言葉で、

『一見、応援してる風』

を装ってる人間に限って、

相手の事を真剣に考えていない事が多い。

そんなの、本当の仲間ではない。

惑わされないことだ。

相手の事を真剣に考えるなら、諫言すべき点は諫言すべき、

自分の子どもが、親友が、間違った事をしたら注意するだろう?

叱咤激励、という言葉があるが、

これは、

叱咤、だけではダメで、

かといって、

激励だけではもっとダメ、

叱咤と激励、両方揃ってはじめてマネジメントが機能する。

そういう意味だと捉えている。

それが、

真剣に相手の事を考える、

という事だ。

たまに、

『泉さんは何でもハッキリ言いますね』

『そんなに何でもズケズケ言って喧嘩にならないんですか?』

と言われたり、

『そんな事を言って、相手が傷付くのが分からないんですか?』

と言われる事もあるが、

こちらから言わせれば、

『あんたがびびって何も言えないから、代わりに言いたくも無い事を言ってるんだ』

であるし、

『であれば逆に、このまま気付かず本人が取り返しのつかない事になったらどうする?』

と言いたい。

先日、RIZINという格闘技団体のMMAデビュー戦で黒星となった平本蓮という選手が居たが、

彼に対し、

『接待スパーリングを受けてるから、本当の自分の立ち位置が分からないんだ。

今回の負けは本人は当然として、煽て(おだて)た周りも悪い。』

と指摘した格闘家が居たが、

その通りだと思った。

良い子良い子、ヨシヨシするのは、愛情とは違う。

相手がペットならまだしも、相手は人間なんだ。

しかも、

ビジネスの世界で、

自営業者なら尚更だろう。

本人はもちろん、

取引先や同僚、

家族を巻き込むことになる。

下手したら、

生き死にに関わることだってある。

世の中、

『嫌われたらどうしよう』

『喧嘩になったらどうしよう』

と、保身な人が多過ぎる。

つまらない。

論拠を立てた上で自分の意見を言える、魅力的な大人が減ったように思う。

諫言をするにしても、

別に、こちらは怒ってるわけでは無いし、

ましてや、

好きで相手を傷つけたいわけでも無い。

いくらメンタルが鋼の僕でも、わざわざ嫌われる為に相手に諫言しない。

嫌われるならまだしも、逆恨みされるリスクだってあるだろう。

リスクしか無い中で、敢えて諫言している。

まずそれを理解した方が良い。

それに、

原則、諫言する時は感情は抜きにして、

理屈が通った正論しか言わない。

理屈が通らないと要らない齟齬を生むし、再現性が無い。

『○○だから、間違ってる』

と、筋道立てて、

親切心で伝えてるだけだ。

『この人は、自営業では生きていけないな』

と本心で思っているのに、

『頑張ってるね!このままやり続けたら成功するよ!』

なんて無責任な嘘は、口が裂けても言えない。

僕なら、

『一年真剣にやって、それでもダメなら退くも勇気だよ』

『チャレンジする事は応援するけど、家族もいるんだから、期限を決めてやろう』

『忍耐と、執着は違うよ』

そう伝える。

頭の良い人なら、それで伝わるし、

身の程を弁えられる人なら、綺麗に退くことが出来る。

でも残念ながら、

ダメな人は、どこまでいっても思考が貧乏なのだ。

すぐに感情的、感傷的になる。

感情論では、何も解決しないのに。

僕自身は、

相手に怒られようが、泣かれようが、

何の負い目も無いが、

世の中の、

自己満足でビジネスをする人、

結果が出なくても、

『SNSで頑張ってる風の投稿』

をして、

いいね数で、自己承認欲求を満たしている人、

そういう人を見るのは好きじゃないし、

SNSは発信はしても、

相手の投稿を見に行くことは原則しない、

その中に、諫言した人が居たら、

『せっかくエネルギー費って諫言しても、本質が伝わってないな』

と残念な気持ちになるし、

身近な例でいえば、

『お金が無くて会費が払えません』

と言っていた人が、

SNSでリア充投稿、

をしてるのを見た時なんかは、

すごく嫌な気持ちになるし、

その方の評価も更に下がる。

僕がそうなるということは、

同じ地域内では、場合によってその人の応援者が減ることにもなる、

僕が自らその方のマイナスなことを発信することは絶対に無いが、

立場上、それなりに地域のキーパーソン達との繋がりもあるので、

地域内の様々な情報が僕に集まり、

光栄なことに、地域のキーパーソンたちも、そういう意味で僕を頼りにしてくれてる節がある、

だから、

彼らが新規の取引に当たっても、

『泉さん、○○さんてご存知ですか?』

『○○さんはどんな方ですか?』

と相談される事は多く、

そこで、僕が何と答えるかによって、

本人が感知できない、大きな流れが変わる可溶性がある、

そうなった時、

結果的に自分の首を絞める事を、思考が貧乏な人は気付かない。

先日、

岐阜の実力派の経営コンサルタントの方と雑談をしていた際、

『結果が出ない人の特徴として、成功体験も根拠も豊富で、時間単価数万円のプロのアドバイスより、

成功体験も根拠も無い耳障りの良い素人のエールの方が気持ち良いんだよね』

という話をされて、

大きく頷いた覚えがある。

結果が出ない本人はとことん残念な思考を持っているし、

周りも残念な人たちが多い。

おとぎ話の世界の住人たちなのだと思っている。

新規開業率4.6%、10年継続率2%。

そんな世界で、

その人たちが生き抜いていけるとは思えない。

例えば、

僕は自営業で8年以上、それなりに結果を出しつつけてきたが、

その諫言を、起業して1、2年程度の人間が否定する根拠など無いはず、

ということだ。

言われて悔しいなら、

相手の実績を越える結果を出せば良い。

それまでは、

『守破離』

年齢や性別、学歴も資格も関係無い、

結果だけが問われる実力主義な世界、

謙虚に受け止めて、励んだら良いのだ、

と思う。

別に、

出来ないことは、恥ずかしいことでは無いのだから。

これを読んで、

『偉そうだな』

と思うなら、それもお門違いだ。

逆の立場なら、間違いなく僕はそうするし、

そうしてきた。

だから、今がある。

『自分より結果を出してる人の諫言は100%実行する』

これは僕が、

社会に出てから14年間、

守り続けてきたことだ。

だから、どんな分野でも結果を出し続けることが出来た。

その思考を、お伝えしてるだけだ。

だから、

この僕の話に対して、

『偉そうだな』

と思う権利があるのは、

『僕より結果を出している人』

だけ、となる。

この記事を通した、諫言だ。

相手に僅かでも気付きを与えられるなら、自分が嫌われるなどどうでも良い。

綺麗事しか言わず、書かず、

相手をその気にさせるだけさせるのなら、誰でも出来る。

馬鹿でも、ペテン師でも出来る。

そこで、勇気を持って諫言できるかどうか、

それが本当の愛情だろう、

そもそも、

勇気を持って諫言してくれた相手に対して、感情的に嫌うなどは、

人間が小さ過ぎるのでは、と思うことはある。

『結果も出してない段階で、どれだけ尊大なんだ』

と感じる。

社会に認められる結果を残すような、

そんな人間であれば、

そうは思わないだろう。

僕が逆の立場なら、

『勇気を持って諫言してくれてありがとう!』

と必ず相手に伝える。

この歳で、ましてや今の立場で、

なかなか、僕に直接モノが言える人間は少ない。

だからこそ、諫言は嬉しい。

愛情を感じる。

自分の限りある人生の時間、エネルギーをわざわざ自分に投資してくれる。

期待して、

叱咤、諫言までしてくれる。

感謝しかないし、そこまでして頂いたアドバイスなら、

僕は100%実行する。

まずは実行してから考える。

それが礼儀だろうし、結果を出してる人のアドバイスは本質を捉えているので、

そのまま実行すれば、結果に繋がることも多い。

それが、

『成功脳』の思考なのだ。

結果を出す人には結果を出す人の、

結果が出ない人には結果が出ない人の、

思考のロジックがある。

それぞれの思考のロジックの片鱗は、これまで述べてきたとおりだ。

そして、

ここまで記事を読んだ上で、

まだ、私が何を伝えたいか、

それが、分からないのであれば、

そんなあなたに、

最後に言いたい、

『馬鹿なんですか?』

と。












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