見出し画像

ASD(自閉症スペクトラム)と愛着障害の関係性について

皆さんこんにちは♪のぶです。
今回のお話しはASDと愛着障害の関係性についてお話しをしていきます。

最近、愛着障害の本を色々読んでいてASDの特性や日常生活において愛着障害とすごく似ていた所がありました。
愛着障害の事や話の後半では対処法を書いていますので参考にしていただけると幸いです。


1・愛着障害とは?



これは親子関係に影響しています。

赤ちゃんの頃は母親に抱っこされてそこから温かさや愛情などを感じながら守られているという安心感があります。
これは親子との絆があり愛着関係がある

しかし愛着障害になると
親との十分なコミュニケーションが出来ていない、親による虐待、言葉による虐待や育児放棄があると十分な愛情を築く事ができないので、「過度に人を恐れる」または「誰に対してもなれなれしい」といった症状が現れることがあります。
これにより大人なるにつれて、人間関係や人生の生きづらを感じてしまいます。

ASDと愛着障害の違いは?

ASD(自閉症スペクトラム)は生まれつきの脳の機能障害、愛着障害は後天的なものです。しかし、両方合併しているケースもあります

愛着障害には
「反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)」「脱抑制性型対人交流障害」がありますがそれぞれ表れる特徴が異なります。

ASDの人は反応性アタッチメント障害の方にあてはまります。


2・反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)


子供の頃の愛着障害は他人を必要以上に警戒する傾向があります。
 
具体的に見られる特徴としては

  • 喜びや悲しみを表現しない

  • 他の子供と交流をしない

  • 人を避けるような行動をとる

  • ちょっとした出来事で落ち込む など

社会的交流があまりないという特徴は、ASDとも似ています。診断基準もASDなのか愛着障害なのかの判断が難しいです。


3・大人の愛着障害の特徴

子どもの頃の愛着障害に気が付かず大人になった場合、日常生活や仕事において、生きづらさや苦しさ・ストレスを感じる場合が見られます。
 
まずは、愛着障害がある大人に見られる特徴をいくつかご紹介します。

感情や考え方における特徴

  • 感情のコントロールができない

  • 思考が極端すぎる

  • 自分を異常に責めてしまう

  • 過去に捉われてしまう 

例えば、
周囲の人のなにげない言葉によって過剰な反応を示してしまう事がある。
また、物事を「いいか悪いか」「好きか嫌いか」などと極端に判断してしまい、柔軟な考え方ができない場合も見られることがあります。


対人関係における特徴

具体的には、

  • 人の顔色をいつもうかがう

  • 人との距離感がわからない

  • 両親のことを恨んでしまう

  • パートナーとの意見のぶつかり合いができない

  • 親の期待に応えられないときに必要以上に自分を責める など

コミュニケーション等で困難や辛さを感じる事があります。
また、パートナーや自分の子どもをどのように愛せばいいのかわからないという問題が出てくる人もいます。

私個人的に感じたことは愛着障害の診断とかは受けてないのですが、環境や特性がとても似ていました。
私の両者が喫茶店を経営していて共働きであまり相手にしてくれなかった事
小さい頃から他人と比較されたり、暴言吐かれたりして心に深い傷を負ってしまった事。
その影響で他人の目が気になったり、自分の発言や他人との距離感がわからない事がありそれで生きづらを今まで感じてた事がありました。

皆さんの小さい時はどんな風に親と過ごされましたか?
何かコメント頂けると嬉しいです。


対処法

愛着障害の本や私自身心の傷を改善した事を今からお話しします。

環境
 愛着障害やASDの人もそうなんですが、自分の気持ちがなかなか言えない、精神的なストレスを感じている環境にいると改善できません。

私の場合だったら、メンタルクリニックで認知行動療法やカウンセリングを行い、安心できる環境を作る事ったりサポートしてくれる人に協力してもらう。

よく、”自分を好きになりなさい” ”大切にしなさい”といわれて、自分1人でやってましたが、やってても限界があります。

やってる途中にネガティブな思考や自己肯定感が低いなるので、サポートしてくれる人に肯定的な言葉をもらう、一緒に問題を解決していく

成功体験を作る

愛着障害やASDの人の考え方は

自分て何てダメな奴なんだ…
自分は価値のない人間なんだ…と
物事をいつも悲観的に考えてしまう癖がある。

そこで小さな成功体験を作りを積み重ねていく。
例えば、今日1人挨拶をする、ウォーキング10分だけする などやっていく

そうやって小さな成功体験を積むことで、
自分も出来るんだ!という小さな自信がついてきます。

共通の仲間を作る

私の場合でしたら、発達障害者の当事者講演会に参加する

あとは私が主催している月 1で都内で飲み会もやっているので参加するなど共通の仲間を作ることで、自分1人ではない、1人で苦しむ事ないんだなぁという考え方になるし、安心感が生まれます。
私が発達障害者向けの承認数の飲み会をやる目的も、”安心感”を作るための目的でやっています。

もし、不安な事や困っていることなどがあればコメントいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?