【JRで車いすは乗車拒否されました】事象を整理。《もめ事論》礼儀編
前回の記事(前編)への反論を頂いたので興味ある方は目を通してください。(フェアネスw)
『揉め事が悪いとか誰も言ってないんだよね。』という事で《もめた》事は無関係という事で良いらしいです。
非常に素晴らしい!【障がい者】であっても【健常者同様】に《もめる》事があるのは【当然】ですね。
で、反論記事では
だいたい、健常者と障害者を対立軸として考えるのは間違っている。健常者だって出来ないことはたくさんある。背が低い人が手の届かないところにある物を背の高い人が取ってくれたらお礼くらいは言うだろう。お年寄りが重たい荷物を持って階段を昇ろうとしているときに通りすがりの若い人が荷物を持ってくれたらお礼くらいは言うだろう。女の人が瓶の蓋を開けられなくて困っているときに男の人が明けてくれたらお礼くらいは言うだろう。障害者だって、健常者より自分で出来ないことが少し多いだけで、この基本原則は変わらないはずです。
と【健常者だって苦労があるのだから皆が労わり合う方が良いじゃないか】的なクソ甘な(おっと失礼)基本原則を述べて論立てしておりますw
大変【一般常識】みに溢れた感涙物の【基本原則】(笑)
大変面白かったので『お礼くらいは言うだろう』に注目しましょう。
お礼を言いましょう。
ソレが問題なのです。
だってJR職員さんだって辛いんだから。
さて僕達が暮らす”社会”では誰でも【何かしてもらったらお礼を言おう】という鋼鉄の掟が存在しているらしい。
大変良い習慣であり、僕も大いに賛成し推奨するものである。
この鉄の掟に逆らうと例え”社会的弱者”や女子供でも容赦なく『礼儀が成ってない、話はそれからだ!』と発言を無効化されるのでご注意ください。
実際、僕のTwitterアカウントへも同様の反論がいくつか寄せられました。
僕自身は基本『お礼なんて要らないよー金をくれw』という品性下劣な性質なのですが、コンビニ店員さんにも『ありがとう!』という所を『ありがとうございました!』と言ってしまう位のお礼マニアでもあります。
では問題だとされている【伊是名夏子氏】はどうだったのでしょう。
当該記事を読み直してみましょう。
先ずは小田原駅でのやり取り
伊是名『お願いします』4回
駅員『できません/してません』3回、『まででいいですか』3回
礼儀……【努力義務】っていったいなんだ……
”熱海駅で伊東線に乗り換え、やっとの来宮駅到着。”
続いて”駅員4人で車いすを持ってもらい、階段を運んでもらう。”
来宮駅での場面
運んで頂いたらお礼を言いましょう。当然ですね。
※追記:『(努力してくれた)熱海駅長さんにお礼を言ってない』という寝ボケた反論がありました。駅員4人の中に駅長さんは含まれてます。
あれ?お礼を言わないのが問題だったのでは?
なるほど!小田原駅の職員さん(100㎏の車いすを運んでくれた人ではない)にお礼を言ってる場面が記されてないですね。
皆さんはソコを問題視して【感謝が足りない】の大合唱でしたか。
さて、【記されてない】のだから『お礼をしてない』のかもしれませんが。
前半だけで『できません/してません』3回『まででいいですか』3回
駅員B「少々お待ちください」
すでに乗りたい電車が行ってしまう。30分前には来ていたのに、、、
乗りたかった電車に【乗る事ができず】(結果【乗車拒否】と”乗りたかった人”には言えるのでは?)
拒否される事合計8回
合計14回の拒否
礼儀とは……【努力義務】……
大変立派なマニュアル対応でございます。
小田原駅職員さんにもつらーーーーーーい事があったので許しましょう。
拒否したってしょうがないじゃないか、公共交通機関の職員だって辛いんだよ。クレームモンスターに構ってる暇なんてないんだよ!
ですよね。【礼儀が大事な紳士淑女の皆々様】美味しくご飯食べれますか?
さて、礼儀の問題に健常者も障がい者もない。
鉄の掟だ逆らうな!という方々(自分は違うという方は除きますよ)は公正に判断して頂き『やっぱりモンクレじゃんw』と言うもヨシ!
印象を変えるもヨシ!ご自由にどうぞ。
何が起きたのか?
ほんのちょっとアンダーライン引いて視点を変えたら印象が変わる事はよくあります。
前回で軽く触れましたが【記事を読む前にバイアスが働いている】ので記事を読んだ人でも【モンスタークレーマー】【社民党】【炎上目的】【活動家】【フェミニズム関係】等々の先入観で記事を読み【読みたい様に読んでいる】のであろう事は容易に推測できますね。
このnote記事すら【読みたい様に読む】のでしょう。
単純に僕は【事実】を提示するだけで【伊是名夏子氏】を擁護する義理も筋もありゃしません。
批判したい方はコレからも【礼儀が成ってない】と旧時代的批判を続ければよい。
僕はソレを見るのが楽しくて仕方ないので。
いつまでも言ってろよw
--------------------------------------------------------------------------------------
さて本稿も2000字に届こうとしてるのでココまでとします。
前記事よりもライトに書けたので気分はゴキゲンでございます。
では次の記事でまたお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?