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組織改革・進路支援・TikTokなど様々なテーマで記事掲載されています 【週刊新陽 #132】

すっかり秋も深まってきた札幌では今週「雪虫」が大発生しています。

こちらに来るまでその存在さえ知らなかったのですが北海道では一般的。春から秋にかけての気温が影響するようで、今年は特に多いのだそう。

新陽高校の近隣や敷地内でも、一体どこから沸いて出たのか不思議に思うほど、まさに雪でも降っているかのように多数(億単位?)の雪虫が飛んでいます。

テレビやネットニュースで「万全の雪虫対策を」と注意が促されるレベルで、生徒たちはフードを被ったり傘でガードしたりしながら登校し「休校にしてほしい〜」「先生オンライン授業にしよ!」と言っています。
その気持ち、分からなくもない・・・(笑)。

歩いているだけで雪虫が服に付きます
(ここ数日はもっと大量に付着してます・・)

人生100年、学校組織はどう変わる

今月、複数のメディアに「札幌新陽高校」の名前を載せていただきました。

まずは、東洋経済オンラインの湘南学園学園長・住田昌治先生との対談記事です。10月20日に前編、23日に後編が公開され、さっそく様々な方から反響をいただいています!

(前編記事)人生100年「先生だって人生の正解はわからない」
・自分らしく生きるための選択肢が増える社会に
・きっかけ作り、環境作りで人は育つ
・先生も、生徒の想像力を一緒になって面白がろう
・先生が自由な発想を面白がれる学校現場か

(後編記事)分断が進む職員室に対話を生み出す「魔法の質問」
・教職員が本音で語り合える場を
・「どうして先生になったのか」という問いの意味
・学校のリーダーに求められることとは
・社会のハブとしての学校
・保護者や地域と一体となる

この記事は、東洋経済新報社から8月に出版された『16歳からのライフ・シフト(著者:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット、監修:宮田純也、未来の先生フォーラム )』をテーマにした連載記事の一つです。

住田先生は、神奈川県横浜市の校長教職員のマネジメント改革に第一線で取り組んできた方で、『SCHOOL SHIFT あなたが未来の「教育」を体現する(明治図書出版)』の『第4章:「学校組織」のSHIFT-変わる組織、学ぶ組織』を一緒に担当させていただきました。

ちなみに、この連載の他記事も、『16歳からのライフ・シフト』を監修した一般社団法人未来の先生フォーラム代表理事の宮田純也さん、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一さん、合同会社未来教育デザイン代表社員の平井聡一郎さん、21世紀型教育機構理事の石川一郎さん、文科省・初中局財務課長や内閣府・審議官等を歴任し現在は文化庁次長の合田哲雄さん、など錚々たるメンバー。示唆に富む内容ばかりなので、皆さまの記事もぜひお読みください!

住田先生と「学校組織のSHIFT」の章で
ご一緒させていただいた『SCHOOL SHIFT』と
今回の対談テーマの『16歳からのライフシフト』。

生徒の数だけ進路がある

「大学入試環境が大きく変化している中で、生徒がより自分に合った進路選択ができるようになるには学校や教師に何が求められるのか」をテーマに、ベネッセの学校教育情報誌『VIEW next』高校版で『生徒の可能性を引き出す 新進路選択支援』という連載が始まりました。

その第一弾として新陽高校が選ばれ、本校の事例が紹介されています。

ビジョン『人物多様性』に基づき、生徒の個性を尊重した支援をどのように実現しているか記事にまとめていただきました。

新陽の特色として、教員の面倒見の良さが挙げられることがよくあります。記事内の「挑戦の機会を用意し、それぞれに寄り添った支援をすれば必ず力を発揮する」という植田先生の言葉からも伝わる、「生徒一人ひとりの力を信じている」ことが根底にあるのだと思います。

昨今、個別最適な学びが謳われていますが、進路開拓こそ生徒が力を発揮する場やタイミングはそれぞれ。一人ひとりに合った最適な内容やタイミングでの指導・支援が求められているように感じます。

有志生徒の活動"TikTok BU"

エンタメ情報と頑張る高校生の活動を紹介する『YOUTH TIME JAPAN project web』内の『全国高校生NEWS』で取り上げられたのは、有志生徒による学校の魅力発信プロジェクト"TikTok BU"。

2021年夏に開設した新陽高校公式TikTokアカウントは、現在7万6千人にフォローいただいています。

きっかけは、新陽の認知度アップのために「中高生が利用しているSNSってなんだろう?」と調べたところダントツでTikTokだったこと。「ならば、とりあえず投稿してみよう!」と若手の先生を中心にアカウントを作って運用を始めました。

その後「TikTokに出たい!」という生徒や、さらに「出たくはないけど撮影したい」「企画を考えたい」という生徒も出てきたことから、プロジェクト活動の一つとしてTikTok BUを立ち上げ、学校の魅力発信に生徒が関わるようになりました。


新陽には、TikTok BUの他にも、オープンスクールなどイベントをサポートするSHINYOアンバサダーや、YOSAKOIソーラン踊りを通し地域の魅力を創出するYOSAKOI WGなど、有志生徒が集まりプロジェクト活動を行うワーキンググループ(WG)があります。

WGは、生徒が自分の強みや興味関心を活かして学校活動に主体的に参加できる場です。生徒会や行事で力を発揮する生徒、部活動で輝く生徒、個人でのスポーツや芸能活動などに力を入れている生徒と同様、WGでの活動を通して自信を持てるようになる生徒もいます。

今後も様々な場面で、生徒一人ひとりが自分のやりたいことを見つけて挑戦できる環境をできる限り提供したいと思っています。

【編集後記】
生徒が何かにチャレンジして賞を取ったり、学校に関してメディアで取り上げていただいたりすることが新陽ではめずらしくありません。生徒の頑張りについては全校集会などで表彰し共有していたものの、保護者や卒業生にも知っていただきたい、もっと外部にも発信しよう!と、10月から学校Webサイトの「NEWS & TOPICS」やSNSでの投稿に力を入れ直しています。今後も積極的に発信していきますので、注目いただけたら嬉しいです。(中学生にはNEWSをご案内しますので、メルマガ登録がまだの方はぜひ。中学1・2年生も大歓迎です!)

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