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彼岸花

お姫様ごっこをよくしていたと思い出す
記憶の中では一人で遊ぶことも多かった
お姫様になりたかったのだろうか
なりきっていたのだろうか わからない

ウェディングドレスは白いリコリスのようだった
夢がかなったと思ったのかどうか
ドレスを着たいだけだっただけだ たぶん
その先に透けて見えるほころびは見なかったふりをした

私はいまどこにいるのだろう
自分の城とは何だったろう
真実の愛なんてどこにもない

お姫様ごっこの女の子は遠い時空のかなただ
わたしは 何になりたいのかなりきっているのか
特別不幸でもなく ただ生きている




これも勉強会に出した。
「今どこにいるのか」なんて書いてはいけないのだと言われた。
ひきつけそうな言葉ではあっても、ありきたりである と。

どこにいるのだろう というのは
男性よりも女性の方に深く届きそうな気はしてしまう。
子育てなどで自分を見失ってしまう事がそれなりの回数ありそうだから。

でも、もっと固有の表現を探した方が良い と言われるとそうかもしれない。
もっと具象を。

夏井先生ではないけれど、情景が浮かばないとね。

それでも「うまくなっているよ」と声をかけてくださる人もいて。
なんというか
「すぐ辞めてしまうんじゃないか」と思われるくらいの下手さだったようだ😰😥🥲😅🤣言葉の匠からみたらそんなにだったのか。
客観的に見えていないとはそういうことなのか。




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