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「額に『転換相』が出ている」と言われたことがある。


突然声をかけられたのである。
20年くらい前
臨床心理のスクールに通っていた時期だ。

「手相を習っているんで勉強のため、見せていただけませんか」
「ここのこの場所、どう読めばよいかわからないんですが、
今僕らの先生が
 この先の事務所にいるのでよろしければ」云々

あ、これ、ニュースでやっていたやつだな と気づいた私。
「壺も印鑑もいらないんで」と帰った。
某教団の典型的な手口。

難民キャンプなどの写真ファイルを持った女子大生風のお姉さんが
寄付を頼みに家に来たこともあった。
「黒柳徹子さんが、訪問はしないって言ってたわよ」と撃退。
「〇〇教会だったら辞めた方がよいわよ」と余計な一言までつけて。


輸血を断る宗教の人とも話したことがある。
「キリスト教会だと戦争反対の声明だしたりするところもあるが」
「戦争が始まったらどうするか」と尋ねてみた。
「神の国が近づくので、喜びます」と言われた。

その後は「考え方が違いますので」とインターフォンで丁重に断っている。

子どもが不安定だったときは某学会の知り合いが
訪ねてきたこともあり、
「うち、仏壇はいらないんで」とぶった切ったこともある。

情のこわい女ってやつかもしれない



曲がりくねった道


教育分析の先生が浅草にいたので、
浅草寺は通り道だったし
たまには寄って真剣に祈ったこともきっとあった。
家族の健康を。

結局「信仰」は持っていない。

意味のある偶然とか、「ご縁がある」とか
そういうものを否定したりしない。
詐欺的にお金のことを言う人は尊敬しないだけ。

お金が基準
 やたらに取ろうとする人もくれようとする人も信じない。
  (くれようとした人はいなかったが)
私もまた たいへん世俗的なモノである。


こういうほうがありがたい




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