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アストリッドとラファエル

そろそろ最終回かな と思いながら見ていたら
昨日で終了だった。ちょっとショックだった。

例によって、「え、何故続かない?」と思える展開での終わりである。
もちろん、事件は無事終了するのだが。


今回は、状況証拠的に犯人がラファエルであると推察される事件だっただけに、ラスト15分を真剣に見た。
このシリーズはラスト10~15分でいつも劇的な解決に持っていく。

「アストリッドとラファエル」では全編
自閉症のアストリッドが、少しずつ世界を広げていく ということと
ラファエルが意外と不器用な恋愛をしていく要素がからんでいく。

アストリッドはテツオという日本人と少しずつ関係を深め
異母兄弟の弟が父と同じ癖があることから血のつながりを理解し、
愛情を感じ始めた後、また会えなくなる。
自分の家にテツオを呼び、囲碁を覚えていくのだ。
独りでやるパズル以外をやること自体が彼女には初体験だった。
今のアストリッドがテツオを失うことになったらどうなるのか と
心配になってしまう。


ラスト、四人で外食することになるが、外食が苦手なアストリッドは
事前に下見をして、避難経路を確認しメニューもあらかた選んだという。
自閉症の人に必要な事も、ドラマの中で示唆している。

ラストシーンは化粧をするラファエルを部屋で待つアストリッドと
その二人を車の中で待つ、テツオと二コラの会話で終わる。

フランスでは今、次のシーズンの撮影をしているらしい。
公開は、今年の終わりごろらしい。
待ち遠しすぎる。



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