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帰れ野生のロボット

前巻で、回収ロボットにやられてしまったロズ。


ロズは工場に回収され、
普通のロボットに擬態して、記憶を守った。
新しいボディを与えられ、
中古ロボットとして、ある農牧場に買い取られた。

妻を亡くし、子供二人と暮らしている経営者。

ロズの目標は島に戻ることだったが
ひとりでやり遂げられるとは思わなかった。

島の場所もわからなかったし
今いる場所もわからなかったし
海を渡ることなんてできるとは思えない。

そこでロズは味方を作ることにした。

牧場の牛たち、そして子供たち。

ロズは、農場で良く働いた。
壊れてしまっていた農場牧場用の単機能の機械を
次々直していった。
自分がいなくなっても、何年かは機械が働くように。

ロズには発信機がついていたが子どもたちが取ってくれた。

それから、竜巻がきたり、
ガンのキラリが訪ねてくるようになったり。



発信機をとっても
すぐに追われるのだ。

たぶんパターンの違う動きを感知されるのだろう。


町の中を走り回るロズに人々は恐怖する。
そして。

製作者の博士と巡り合う。


小柄な女性だった





ロズがこんな姿になってしまったのか



完全なネタバレではありませんよ。
そして、作者のあとがきも、ちょっと良いのです。



この「野生のロボット」「帰れ野生のロボット」の二巻と
「その本は」は、クリスマスプレゼントにとても良いと思う。
優しい気持ちを取り戻せそうな気がする。



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