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リフレインが叫んでる「もったいない」

原爆についてのいろいろな話を読んでいる中に
布もないので、こいのぼりで下着を作り、
それで我が子だとわかった、という話があり、いつでも私の頭の中にある。
こいのぼりではなくても、似たような話はあった。

「字のないはがき」(向田邦子)でも、
母親が妹のために下着を縫ったという記述があったような。


子どもが小さかった頃、一時期専業主婦だった。
ミシンは嫁入り道具で持っていたので
はぎれを買って、袋物や、座布団カバーなどを作って楽しんでいた。
そういう袋物や、布類が入った箱が、二箱くらいあった。
もちろん、残り生地で一メートル未満だったりするものもあるし、
そういうものをつい買ってしまう私の悪い癖 というのもあるんだけど。


ウクライナやガザ地区の事を考えると
既に戦中と言っても良いような現在である。

バチが当たってもしょうがないと本気で思う。


少しお高い布で仕立てたスーツなども、ボタンも取らずに
捨てている。
肩パッドが入っている昔のものがまだあったのだった。

仕立てのできる、過去の時代の人に
はい って渡しに行けたらいいのに


そんな中に、ダウンのベストを見つけた。
これは取り置く。


なんだかね
質の良い布類、洋服を捨てて
ユニクロ的なモノばかりに囲まれるのかと色々感慨深いのである。
ユニクロが悪いわけではないし
デパートで売っているような高いものを着なくても良い という文化は
庶民には有難いけれど。
地震以来、女性もパンプス派はめっきり減って
電車の中もスニーカーばかりだ。
パンプスなんて纏足だ、とは思うが、
頑張って7センチのヒールを履いていた若いころは私にもあったし。

まぁ マダムになれるとか思っていたわけでもないけれど。
楽と自堕落を間違えないように暮らさないと。

陽気のせいもあり、まとまらないアタマである。


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