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とても長い戦いになるから、里山活動のポッドキャストを始めてみた

福津市の渡にある大峰山。
この山の一部をかれこれ5年ほど整備している。

所謂、里山だ。

例にもれず竹林が荒れている。
薪炭林も荒れている。

典型的な光の入らない森となっていて、
そこに手を入れ始めたのだ。

先導は、九州工業大学の環境デザイン研究室。

研究室主導で数名の地元メンバーが動いてきたが、
コツコツと無理せず続けてきて、
少しずつ地域住民である私達が担う部分を増やしているところだ。

この活動だが、2022年の年末から少し力を入れ始めた。

活動メンバーの状況もあるし、私自身の見えるものが変わってきたから、というのもある。

活動全体のビジョンは作成中だが、
私個人としては、
この里山を活用し、渡の畑エリアを豊かな場所にしたいと考えている。
里山と畑の有機的なつながりを「生産性が高い」という観点から復元したい。
昔はよかったと言うようなチープなノスタルジーではない。

活動のビジョンがどうなるかはまだわからないが、
きちんと「理想」と呼べるものが出来上がるはずだ。

それくらい力を入れているし、優秀な専門家もいる。

ただその「理想」が実現された姿を、
私自身が目にできるかどうかはわからない、と思っている。

これは達成できないかもしれないという意味ではない。

達成に、しっかりと時間を掛けるべきだ、と言うことだ。

10年や20年ではない。
短くて50年だ。

長い戦いになる。果たして終わるのだろうか

わからないが、「みんな」で歩く必要がある。

だから、ポッドキャストを始めてみた。

私達の考えや行動を記録することはもちろん、
関わった人たちの声を記録していけたらと思う。

里山の活動もそうだが、このポッドキャストの収録自体もとても楽しい。

楽しく続けて行きたい。

といいつうも、
楽しいと思うことと、理想を一致させていく(楽しいと思うことを、精神的身体的に描かれる理想を達成することに繋げる)努力というのは必要で、
その努力は、両者と自己が一致している時に最小で済むことになる。

精進精進。

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