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今日はこんな本から。

1000件以上のがん手術をしてきて、治る人、治らない人に共通点があったというお話です。

もちろん、前向きに生きたり、正しい情報を得たりということが大切というのもありましたが、興味深かったのが、

「手術前の筋肉の量がその後を決める」ということです。

手術すると、多かれ少なかれ筋肉が減っていくのですが、筋肉が少ないと、手術後の合併症が増え、死亡率が増えるそうです。

体力=筋力。筋肉は、身体のバッテリーです。
バッテリー容量が十分にないと、手術部位を治すのに、必要な電力が足りません。食べ物も食べれないか、食べ物を消化・吸収するエネルギーだけで精一杯という感じにもなるでしょう。

癌だけでなく、バッテリー容量不足は、万病の元です。
子供の頃のように、日頃からちょこちょこ運動する習慣を身に着けたいですね。

ちなみに、フィンランドの先生が、日本の小学校を視察したときに驚愕したそうです。

「体育で順位を争う意味がまったくない」と。

「体育は、運動を好きになり、運動習慣をつけて、将来に渡って健康を維持するのが目的だ」と。

めちゃくちゃその通りですね。体育の授業が始まる前って、子供って走り回るの大好きですよね~。

それが、体育のせいで、自分は運動はできないという劣等感を植え付けられ、生涯に渡って、あまり運動に積極的に取り組まない人が増えていると思います。

おい、日本の教育!!!!ってやつですね。

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