ハダカデバネズミが、ガン細胞を移植してもガンにならない理由。
今日はこんな本から。
ハダカデバネズミというネズミがいます。
毛が無いからハダカで、出っ歯だからデバです。
現代のコンプライアンスには引っかかりまくりの命名ですが、寿命は、通常のネズミが3年のところ、なんと30年と、実に10倍もあります。
だから、このネズミは、長寿の秘密があるとして、研究がさかんです。
そして、このネズミは、なんと癌細胞を移植しても、癌にならないことでも有名です。
では、その理由はなんでしょうか?
諸説あるようですが、この本の著者、白川医師の見解は下記です。
「腸内の細菌の92%が水素産生菌。この水素がミトコンドリアを活性することでガンを殺す」
水素と、ミトコンドリアの役割はとても重要なので、絶対に覚えておいてください。
ミトコンドリアがATPエネルギーを作り出すには酸素だけでなく、水素が必須です。
水素がなければ最終の化学反応が起きません。
白川医師は、ミトコンドリアの周りの活性酸素のバリアを取るのにも、水素が必要と言います。
水素は、腸内細菌が発生する水素がベストです。サプリや水素水の類では長期間に渡って水素を発生させることができません。
水素だけで、すべてが解決するわけではありませんが、水素はとても重要なファクターであることは事実です。
水素産生菌がいるなら、多様な食物繊維をたくさん食べるのが吉。
少なくなっているなら、水素産生菌そのものを摂り入れた方が良いかも知れませんね。
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