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人間の身体は「ベンチャー企業」と同じ。

人間の身体って、ベンチャー企業が、どんどんスケールアップしてきた感じだよな~というお話です。

元を正せば、わたしたちの身体は、1つの細胞から始まっています。
1つの細胞の時は、栄養を取り入れるのも、排出するのも、外的をやっつけるのも、動くのも、すべて自分一人でやらなければいけません。

まさに、「自営業の社長」状態です。

そのうち、より大きなことをしようと思い、社員を雇い始めます。
そうやって、多細胞化していくと、役割という概念が産まれます。

営業はAさん。企画はBさん。経理はCさん。といったように。
これは体も全く同じです。
わたしたちの身体は進化と共に、社員数をどんどん増やし、役割がどんどん分化されてきました。

37兆もの社員を雇っている現在の人間の形は、地球には存在しないくらい超巨大企業。
ただ、細かい単位で見ていくとそこには一人一人の社員が働いて、活動しているのです。

脳、肺、胃、心臓、赤血球、皮膚、などそれぞれの部署があり、必要な数の社員がその部署に配置され、働いてくれています。

栄養などの補給も役割分担されているので、全社員にそれらが滞りなく配給されるような仕組みが完成しています。

だから、病気とは、不健全な企業と同じです。
営業がサボってる。経理がお金をちょろまかしている。みたいな状況になると、徐々に会社全体が傾いて来ます。

ま~私たちと違って、細胞はサボったりしなそうですので笑、細胞が働かない一番の原因は、酸素や栄養、エネルギーなどが、うまく個々の細胞に届いいなくて(摂取不足or循環不全)、物理的に弱ってしまうことです。

企業と同じで、必要のない部署はありません。
どこかの部署が仕事が滞ると、必ずや全体に影響が出てしまいます。これが病気です。

西洋医療は、どこかに病気が出ると、その部署しか手当しません。でも実際は、購買がさぼったから生産に影響が出た、といった相互関係でなりたっているので、真の原因を探らないと意味がありません。

真の健康を考える上では、「会社全体」、「部署ごと」に加えて、「個々の社員」という3つのレベルでの見方が必ず必要になります。


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