枯葉剤の今も残る影響

私の知り合いの経営者は、仕事で、ベトナムを行ったり来たり。現地に住んでいたこともあります。

そんな生活を続けていた時に、健康だった彼が、病気になりました。
その名も「化学物質過敏症」です。

あらゆる化学物質に過敏に反応してしまうのです。普通の洗剤や、香水などもダメ。頭痛が起きたり、身体の調子が悪くなります。

喫茶店で打ち合わせするときも、風通しの良い、特定の喫茶店じゃないときついそうです。

原因はわからないのですが、「枯葉剤」の余波はあるのかなと思っています。汚した大地をキレイにすることはそれだけ難しいのです。

いま尚、現地で取れた野菜などに、そういう化学物質が完全に入らないようにすることは難しいと思います。

現地では遺伝もあると思いますが、ベトナム戦争が終わって、枯葉剤の第四世代となっても、まだ先天性の疾患を抱える子供が産まれたりするそうです。

安易に、住まわせてもらってる場所を汚す人間たち。私は原発にも反対しています。大地や、海や、空がキレイなら、それだけで人間や生物たちはずっと生きていけるのです。

それを犠牲にしてまで必要な成長とか、競争ってありますか？！今まで住んでいた場所が、一瞬で住めなくなるリスクを負ってまで、やりたいことってなんでしょうか？！

特に、天災大国の日本で、やる必要なんてないでしょう。

砂漠に太陽光パネルを敷くと、思ったより狭い範囲で、世界中の電力をまかなえるそうです。

サハラ砂漠全体をソーラーパネルで覆い尽くすと何が起こるのか？

利権が絡むと、正しい判断ができない人間たちですが、地球がもっと汚染されて学ぶのではなく、今までの経験と叡智を結集して、課題解決に当たって欲しいと思います。