AWS Certified Machine Learning - Specialty
2023年4月8日「AWS Certified Machine Learning - Specialty」の試験に合格しました。
試験の概要
AWSのウェブサイトによると、この試験は以下のような人を対象としているとのこと。
また、試験の出題分野は以下の4つです。
データエンジニアリング
探索的データ分析(EDA)
モデリング
機械学習の実装とその運用
内容としては一般的な機械学習の知識+AWSの関連サービスの知識です。
機械学習の一般的な知識があっても、AWSの細かいサービスも分かっていないといけないところが辛いところです。と言っても、AWSの試験なので当たり前かもしれませんが。
勉強方法
今回は以下の教材を使って勉強しました。
AWS Certified Machine Learning Specialty 2023 - Hands On!(Udemy)
AWSの公式教材
AWSの公式教材だけでは不安だったため、多くの人が使っていると書いていたUdemyのコースを利用しました。こちらは2,000円程度でお手頃なのが良かったです。
ただ、Udemyのコースでは全てがカバーされていることはなく、「8割を目指す」内容です。細かいところはAWSのドキュメントをちゃんと読まなければいけないと思いました。
勉強時間はUdemyのコースが12時間(こちらを1.25倍速で勉強)+ AWSの公式問題なので合わせて20時間弱といったところです。
試験当日
今回は田町のテストセンターで受けました。AWSの試験を受けるのは初めてでしたが、身分証明書が2種類必要でした。私の場合は、パスポートと免許証を利用しました。身分証明書が2種類必要なことに気がついたのは試験会場に向かう地下鉄の中。たまたま2種類持っていて良かったです。
試験は60分くらい時間を残して終了しました。試験問題を全て解くと、10問くらいのアンケートが表示されます。このアンケートが終わったら、試験結果が分かるのかと思っていたのですが、結果はすぐに出ないそうです。5営業日以内に連絡が来るとのこと。アンケートを答えているときは、結果が気になってドキドキしていたのですが、肩透かしでした。
試験結果が届く
試験結果はその日の夕方にメールで届きました。750点以上が合格でギリギリのスコアでした。。。満点だろうが、ギリギリだろうが合格は合格です。
合格者の特典として、次回のAWS試験を半額で受けられるというものがありました。高い試験なので、嬉しいですね。
試験を受けての感想
機械学習の知識はそれなりにあったので、難しかったのはAWSのサービスについてです。Sage Makerは使ったことがありますが、それ以外のサービスは名前しか知らない状況でした。一通り勉強して、
AWSの機械学習周りのサービスの概要が分かった
いくつかのサービスは実際に動かしてみて、手触りが分かった
というのは収穫でした。AWSのサービスを使いこなせれば、短期間でのモデル構築ができそうです。また、AWSのサービスについて体系的に学べるのは良い機会だったと思います。
一方で、この試験に受かったからと言って、機械学習のエキスパートとは言えないし、AWSのサービスを使いこなせるわけではないというのが実際だと思いました。機械学習については修士号の取得で勉強した内容に比べれば、ほんの一握りの知識でした。
注:今回の記事の内容は2023年4月8日現在のものです。最新情報はAWSの公式サイトでご確認ください。
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