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11.コロナ禍のスーツ

岡田光信


コロナで対面会議が減り、在宅勤務の割合も高まる中、私はスーツを着続けています。

これまでスーツだった相手がウェブ会議だと軽装シャツやパーカーになるのはよくあること。私は敢えてその逆です。フルオーダーのスーツに、シルクのネクタイ、シャツの襟にはカラーキーパーをいれています。

海外との会議は21時以降に集中します。朝から着ているスーツを深夜まで着るのはなかなか大変です。それ以外の服も持っています。それでもスーツを着るのは、経営上2つの大きなメリットがあるからです。

2つのメリットとは、①時間の節約になる、②収益が上がる、です。

ウェブ会議のおかげで効率的に多くの会議ができるようになりました。すべての会議が真剣勝負です。余計な会議などありません。後で振り返る時間にも限りがあります。すべての会議で合意し、意思決定して、大きな前進あるのみです。

ビシッとスーツを着て、会議相手への敬意を示すこと、それはこの会議がどれだけ重要なのかというこちらの真剣さを伝えることでもあります。結果として密な時間となり、時間の節約になります。その副次的な効果として、相手からの信頼を得ることで収益が上がります。

話が変わりますが、1月31日(月)に、チャールズ英国皇太子殿下が当社の英国オフィスをご視察になられました。スペースデブリ問題とその解決策について強い関心を持たれ、デブリ除去衛星を運用する管制センターで当社のメンバーと意見交換されました。

その際に素敵なグレーのスーツをお召しになり、襟元のネクタイの結び方も本当に素敵でした(このご訪問の最大のポイントはそこではないのですが)。

図1

チャールズ英国皇太子殿下と話す、アストロスケール英国オフィス代表の
ジョン・アーバン

日本でも、2017年に皇太子殿下(当時)が行啓され、当社衛星IDEA OSG 1とELSA-dの模型をご覧頂いたことがあります。スペースデブリ問題について関心を持っていただき、当社の取り組みについてお話させていただきました。その際も、皇太子殿下はグレーのスーツでした。

図2

皇太子殿下(当時)にスペースデブリ問題と当社取り組みをご説明

日英両国のロイヤルファミリーに当社の取り組みをご説明させていただけるというのは本当に光栄なことですが、なぜお二方ともグレーをお召しになったのか、ただの偶然なのか、いつか謎を解きたいと思っています。


最後に・・。12月に新しく入社したCFOがいるのですが、彼もいつもビシッとスーツを着ています。ある日彼が私に「岡田さん、スーツ、ひょっとして銀座テーラーですか?」と聞いてきました。

なんと、彼も私も全く同じところでスーツを作っていたのでした!なんという偶然。銀座テーラーさんは、1935年創業の老舗で、今でも職人さん達がお客様ひとりひとりに丁寧にスーツを作っておられます。多くの著名な方々もお客様だと伺っています。

柔らかいのに型崩れしないのが「銀座テーラー」です。お若い女性社長。もしよければこちらのリンクを、ご覧になってください。スーツを着ることで、福がやってくるかもしれません。
https://www.gintei.com/

すでに今年も45日がたち、1年の12%が過ぎました。コロナ禍にあっても全速前進、毎日スーツを着て頑張ってまいります。

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岡田光信
株式会社アストロスケールホールディングス 創業者兼CEO。1973年生まれ。兵庫県出身。東京大学農学部卒。 国際宇宙連盟(IAF)副会長、英国王立航空協会フェロー、世界経済フォーラム(ダボス会議)宇宙評議会共同議長等を兼務。 著書「愚直に、考え抜く。」(ダイヤモンド社)