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共働き夫婦の家事・育児

わが家もそうですが、共働き家庭の家事分担はいろんなカタチがあると思います。
ネットで“共働き 家事”や“家事 仕事 両立”とかを調べれば、先人の成功例や効率的なやり方、あるいは失敗例などもたくさん出てきます。
せっかくなので、うちのやり方も紹介します。


夫婦の家事能力

夫(私)
長期の1人旅をした経験もあるので、周りから見てすごいできてる!というほどではないが自分が困らない程度、必要最低限のことなら問題ない。


お世辞抜きに何でも完璧にできる。料理上手、写真映えというより冷蔵庫にある物で誰もが美味しいと思える物を作れるタイプ。典型的A型といえるぐらいきっちりとした家が好きなミニマリストだが、家族が手伝ってくれたことは感謝して多少崩れていても許してくれる。

わが家の家事分担

【わが家の家事分担】
いかにも夫婦それぞれ自分のやることをしっかりとやってます。みたいな書き方になったのだが私たち夫婦の家事について共通の考え方は

やれるほうがやる!

これだけです。

当然、得手不得手があるので自然と分かれますが、基本的には気づいてやれるほうがやっている毎日です。
そうは言っても何となく、料理・掃除は嫁。洗濯・後片付けは私。といった感じが多いです。

よくある平日の流れ
6:00 嫁→料理、夫→洗濯機ON・昨日の洗濯物片付け
7:00 嫁→子どもたちの学校準備手伝い 夫→洗い物・洗濯を干して出勤
9:00 嫁→掃除・夕飯準備をして出勤
18:00 夫→帰宅・夕飯・後片付け〜子どもたちが寝る手伝い

だいたいはこんな感じで手が空いたらそれぞれの家事を手伝ってます。

わが家はこのスタイルでやってますが、各家庭で色々なカタチがあると思います。
自分としてはそれなりにやってると思いますが、一般的にはこんなデータが...

夫は自分が3~5割の家事を担っていると考える一方で、妻は夫の家事の割合を1~2割程度と考えており、大きな認識のずれが生じています。調査結果から、夫は家事を「十分やっている」と自認している一方で、妻は「もっとやって欲しい」と思っているという実情が浮かび上がります。

出典:https://www.duskin.jp/merrymaids/column/detail/00009/

夫はやっていると思っていても、妻からするとそれほどやっていないという結果。

個人的な意見ですが、娘たちを育てていて女の子(女性)は小さい頃から家事に興味を持ってやろうとする気持ちが強い、気がします。
かくいう私(男性)の子ども時代といえば、興味がなかったわけではないがそれよりも遊んでいたかった。
この違いが大人になっても出てきてこの結果かな?と思います。

私が家事をするきっかけ

そんな私がそれなりに家事をやるようになった理由は間違いなく旅です。
旅人(と言えばかっこいいですが実際は貧乏バックパッカー)時代、掃除は別として洗濯や料理はしていかないとそれこそ生きていけませんでした。
外食やクリーニングもしましたが、なにせお金がかかる。そうなると旅を続けられない。結果自分で何とかする。という習慣ができたおかげで、家事と言われることに対してやろうという気持ちを持てました。多分、旅をしなければ何もやらないで生きていこうとするどうしようもない大人だったと思います...
やれるほうがやる。
という考えも旅をしている時にお世話になった“シェア飯”がきっかけ。

シェア飯とは
宿に泊まっている旅行者同士でお金を出し合い材料を買いに行き、料理し分け合って食べる。バックパッカーの食事スタイルの1つ(昔のことなので今はどうでしょう?)

宿や人によって状況は違いますが、当時私が滞在していたグアテマラの日本人宿“タカハウス”では毎日シェア飯がありました。

日本人宿とは
海外で日本人が経営していたり、日本人旅行者が情報や気楽に過ごせる空間を求めて集まってくる宿

そこでやることは、買い出し・料理・後片付け。それぞれどれかを手伝ってみんなで材料費を割って支払い食べる。
料理以外も洗濯を干していて雨が降ってきたら一緒に取りこんでおいたり、暇な時に宿の掃除を手伝ったり...そこで学んだことは

お互い協力して過ごすと楽だし楽しい

簡単で分かりやすい考え方。
お互いが助け合いやれる人がやればいいんです。
以降、私の家事というより人との生活においての基本です。

協力した生活

そんな考えを持って嫁と一緒に住むようになった時、私たちは同じ職場でした。
朝5時前には出勤、帰宅は23時頃。(今考えるとなかなかの仕事ですが...)
ほぼ毎日お弁当を作ってくれる嫁。ならば、と思って洗濯を始めると
「疲れてるんだから寝てな。休んでていいよ」
当時は新婚です。こんなことを言われたら、いやいや大丈夫だよ。と言って進んでやってました。(今でもありがとう。は言ってくれます)
休日は2人で分担して掃除して早く終わらせて遊びに出かける。この流れで過ごしていたら、いつの間にかわが家のスタイルになっていました。

子どもが生まれてからも、基本はこのスタイル。
赤ちゃんの時期の娘は、ミルクなんかいらないからおっぱいよこせ〜。の状態...
なのでそこに父の出番はなく、その代わりにできることはオムツ替え。(娘といる時はほぼ替えていたおかげで、きっちりしている嫁からオムツ替えに関してはお墨付きをいただけました)
こんな感じで過ごしていると周囲からはイクメンと言ってもらえて悪い気はしないのですが、夫婦共に思っていることは

2人の子なんだから当たり前

どちらか一方がやるのではなく、お互いに協力するのが子育てだけでなく生活に必要なことなんだから、やれるほうがやって当然。
この考え方でやってきたおかげか娘たちも成長し手伝ってくれることが増えてきて最近はとても家事が楽に。嫁は土日は仕事で不在が多いのですが、家事が早く終わるので趣味の時間や昼寝もできる気楽な生活スタイルになってきました。やらなきゃいけないことはさっさとやって残ったことはできる時に2人(時には子どもも手伝ってくれて)で終わらす。これで意外に何とかなってます。

困ったときの肉そぼろ
自分がよければそれでいいと思っていたのに
娘たちに喜んでもらえると思うと色々と試行錯誤するようになりました
好評の味玉のせ

それぞれの家庭によって考え方は違うと思いますが、やれるほうがやる。
という考え方もありますよ。という紹介でした。

ちなみに、『うちは旦那に洗濯やってもらうとぐちゃぐちゃでさ〜』とか『料理作ってくれるけど、片付け大変なんだよね〜』と言った声をたまに聞きます...
わが家(私)もそんな感じなんですが嫁の考えを聞いてみると

「男性は単純(全てではないですが)なとこあるから、やってもらった時は否定しない。そうするとまたやってくれる。気になるところがあったら、今度はこんな感じでやったら完璧だよ!と言ったら次回からを気をつけてくれる」

とのこと。
多分多くの男性は『あぁ~』と思うはず。
俺にもやった?と聞くと、どうかな〜...と話を濁す。多分やられた(笑)

昔と違って夫婦共働き、2人きりの子育てが増えてきている現代。
大人1人がやる家事・育児の量は増えていますが、家庭に関わることは家族全員でおこなっていく。
もちろん大変な時もありますがみんなで考えていくと意外に解決策も出てきます。
とりあえずわが家はこんな感じで、
やれる人ができる時にやる、できない時はみんなで協力
の考えでこれからもやっていきます。

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