『レクリエーションを作る 5つのプロセス』⑤シュミレーションと改善
オリジナルのレクリエーションを企画するシリーズ。ようやく最終章です。
今回はレクリエーション原案を実際にシュミレーションして、改善していくところを伝えていきます。
前回までのおさらいは
実際にやらないと解らないことがある
原案が出来たら、職員数名に協力してもらってシュミレーションを行いましょう。
実践してみることで、様々な気づきが出てきます。
ゲーム性のあるものなら、難易度の設定や使用する道具の使いやすさ。
創作系なら、レクチャー方法や所要時間。
粗削りの原案に細かな気づきで、肌触りの良いものに仕上げていくのです。
レクリエーションの内容だけではなく、進行の仕方や言葉掛けなども確認しておけば、更にスムーズな実践に生かせるでしょう。
いくら頭で考えても『ひと対ひと』ですから、やらないと解らないことは沢山あります。
時間を確保してシュミレーションを行う機会を作りましょう。
上手くいかなかった時の分析方法
シュミレーションをすると、課題が幾つか上がってきます。
課題を解決するには初心に返りましょう。
初心とは、アプローチを考える際に注目したニーズと目標です。
このニーズ・目標へアプローチすることを念頭に置いて、付け加えたり思い切ってカットすることも大切です。
当初の目的を主軸に、意味を持たせた小さなアプローチをエッセンスして改善していきましょう。
そして、納得するまでシュミレーションと改善を繰り返すのです。
オリジナルレクリエーションのまとめ
レクリエーションは人や人数が変われば、まったく別物となりアプローチ方法も変わってきます。
重要なのは根拠を持った支援をすることです。
そして結果を振り返り、次に繋げる。
単発ではなく、継続した支援の目線を持って行っていかなければいけません。
この積み重ねが自身のスキルアップになり、介護福祉士としての価値を高めてくれるのです。
ぜひ、オリジナルレクリエーションに挑戦してみてください♪
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