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「自分は茹でガエルでは?」と不安な方に>「コンフォートゾーン脱出」を自社の強みにする

【今日のポイント】

猛暑とウイズコロナによる買い物、外食の機会増加で、アイスクリームやかき氷などにも変わり種を含めて新規商品が多く出てきていますね。

これらの商品は、提供者側、顧客側双方が「コンフォートゾーン」から踏み出すきっかけを提供するものとなり、環境変化が激しい現在、必要性が高まって来ると予想しています。

そして、自社や自分が「コンフォートゾーン」を出た経験は、顧客に同じきっかけを提供する上で貴重な「見えない強み」になるものと考える次第です。


1.変わり種の商品の提供と顧客の「コンフォートゾーン脱出」

ウィズコロナで買い物や外食の機会も増えてきましたね。

この時期、各業界で色々な変わり種の商品も出てきているようで、テレビのニュースなどでも目にする事が増えてきたように感じています。

今年の夏は暑さも一際激しく、アイスクリームやかき氷なども一段と美味しく感じますが、以下の記事のように、海外でも変わり種のフレーバーのアイスクリームが出るなど、日本に限らず、季節商品にもバラエティ豊かなラインアップでお客様の目を引き、新規市場を開拓しようという機運が見えると感じた次第です。

2023/8/4 の1日5分ビジネス英語の記事。
『革新的なフレーバーがアイスクリーム市場を冷やす Innovative Flavors Cool Down the Ice-cream Market』
https://matt-english.com/podcast/20230804

英国でのトマトケチャップ味、えんどう豆など変わったフレーバーのアイスクリーム発売を取り上げています。


この様な、変わった味の商品に手をのばすには、顧客側にもちょっと勇気が要りますね。

いわば、「コンフォートゾーン」を出るきっかけと言えるかと思います。


Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

2.顧客に「コンフォートゾーン」から一歩踏み出すきっかけを提供する

上記のような、変わり種の商品というのは、提供者側、顧客側双方が既存の商品という「コンフォートゾーン」から一歩踏み出さないと、実現しない(発売しても売れない)ものになってしまいます。

ですが、前述のように変わり種の商品が数多く出てくる状況からは、

「個人、組織とも現状からの脱皮(改革)の必要性が高まり、それを支援するサービスもか活性化する」事が予想できるかと思います。

 上記の消費者側の新フレーバーお試しの様に、新商品の登場は、顧客側にもコンフォートゾーンを出る事を要求する面もありますが、
提供者側、顧客側も含めて、既存の領域から少し外に出てみる取り組みが環境変化の激しい現在は必要性が高まっています

そして、これは食品などのエンドユーザー向けだけに限らず、B2Bも含めて幅広い業界で見られる傾向となってきていると、昨今の各種新製品開発、DXへの取り組みなどのチャレンジに関するプレスリリース等からも感じます。

そして、個人、企業(組織)双方に対して、コンフォートゾーンを出るためにはそれなりのハードルがある一方で、この様なコンフォートゾーンを出ることを支援するAIなどの技術やコンサルティングやコーチング、マーケティング支援などのサービスもますます活性化していくものと考える次第です。


Serena WongによるPixabayからの画像

3.自社・自分が「コンフォートゾーン」から出た体験との結びつけ

上記のように、自社と顧客双方がコンフォートゾーンを出るきっかけを提供することが、新規商品の開発などを通じて自社の成長に繋がること、これを支援するサービスなども今後増えていくことは、間違いないかと考えていますが、

自社や自分がコンフォートゾーンを出た経験があれば、これは、貴重な「自社の見えない強み」となります

以前のブログトピックス『「3つの幸福 (樺沢紫苑 著)」を読んで-健康経営と組織・個人の幸福を考える』https://wp.me/p9D2bS-1Nj でも紹介した、同書が提案している、コンフォートゾーンを出る際に、どこまで踏み出すか、どの方向に踏み出すかについて、「ワクワク感」をコンパスにするという判断軸のように、

自社や自分の体験に基づいた、現在のコンフォートゾーン(既存の商品、事業の状況などに安住している領域)を認識して、そこから一歩踏み出すための知見は、

顧客がコンフォートゾーンを抜け出して、新しい価値を見つけ出すきっかけを提供する上で貴重な自社の「見えない強み」となるため、

まずは、自社内、自分を含めた社員や家族、友人などが、現状から一歩踏み出した経験を集めて、その中から、自社と自社の顧客のコンフォートゾーンとそこから一歩踏み出すための商品やサービス、事業の仕組みの改革などを考え見てはいかがでしょうか。


Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

【今日のまとめ】

・ウィズコロナで買い物・外食などの機会が増え、変わり種の新規商品の提供の例も多く出てきている。
・変わり種商品は、提供者側と顧客側双方が「コンフォートゾーン」から一歩生み出すきっかけを提供する
・環境変化の激しい現在、「コンフォートゾーンを出る」必要性は高まっており、自社や自分が、何らかの「コンフォートゾーン」から踏み出した経験は貴重な「見えない強み」となり得る


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