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世界幸福度ランキングや元気な中小企業にみる「働き方の多様性」の重要性

【今日のポイント】

フィンランドが世界幸福度ランキングで7年連続1位となったことは、ご記憶されている方もいらっしゃるかと思います。

同ランキングの評価項目に「人生の選択の自由度」もあり、私が知っている元気な中小企業の方たちを見ていても、この多様なワークライフバランスの選択肢の確保の重要性は、今後も高まっていくものと改めて感じた次第です。

1.2024年度世界幸福度ランキングでフィンランドが連続1位に

 既に以下のVisit Finland(フィンランド政府観光局 https://www.visitfinland.com/ja/ )のプレスリリースを始め、各紙が報じていたので、ご存知の方も多いかと思いますが、
ギャラップ、オックスフォード ウェルビーイング 研究センター、国連持続可能な開発ソリューション ネットワーク、WHR 編集委員会によって作成されている世界幸福度レポートhttps://worldhappiness.report/)の2024年度版で、フィンランドが7年連続で1位となりました。

『フィンランド、7年連続で世界幸福度ランキング1位を獲得!』
2024/3/20の、Visit Finland(フィンランド政府観光局)によるプレスリリース(PRTIMES_JPより)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000017830.html

このランキングの評価指標は、一人当たりGDPなどの経済面、福利厚生面、健康寿命、人生の選択の自由度、汚職など政治の公平性・透明性に対する認識など多様な面から選ばれていますが、

価指標の中でも「人生の選択の自由度」という項目は、今後評価指標として重要性を増していくのではないかと感じました。

pencil parkerによるPixabayからの画像

2.元気な中小企業の働き方の多様性への取り組み

 私がお付き合いしたことのある元気な中小企業でも、大手企業なみの働き方の多様性を、例えば新型コロナの流行以前からテレワークを利用したり、フレックスタイム制を導入したりして、働き方の多様性の確保に取り組んでいます。

また、採用の時点から、障害を持つ方を含めて多様な人材の確保に注力されている企業も多く、働き方や人材の多様性確保を重要な経営課題と認識されている様子が窺えます。

Gordon JohnsonによるPixabayからの画像

3.ワークライフバランス重視の傾向への対応の必要性

上記の世界幸福度ランキングの多面的な評価指標や、私達自身の仕事や生活に関する価値観からも、
人の幸福は仕事や生活単体ではなく、複数の要素が絡み合っていること、また各要素に対するニーズも人や時代によって変化することを改めて認識しました。

人々が感じる幸福に対する多様なニーズと変化に対応し続けることは容易ではないものの、多様な選択肢を他者よりも相対的に整備・提供できる組織に人材が集まる傾向が、リモートワークやAI翻訳による言葉の障壁低下などにより強まって行くのではと予想した次第です。

御社では、働き方と人材の多様性の確保について、どのように取り組んでいらっしゃるでしょうか?

AnritaによるPixabay

【今日のまとめ】

・世界幸福度レポートで連続でフィンランドが1位となっている
・同国では社会保障や政治への信頼度とともに、人生の選択の自由度についても高い評価を得ている
・元気な中小企業でも働き方や人材の多様性の確保に取り組んでおり、多様なワークライフバランスの選択肢を提供できる企業や都市に人材が集まる傾向が強まるものと予想する次第です

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
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