失恋と音楽

昔、大失恋をした友達が「失恋をした時は失恋ソングを聴くといいみたいだよ。このモヤモヤとした、言葉にできない気持ちを代弁してくれてスッキリするし、全く新しい言葉で失恋の気持ちを表現してくれるから、自分の気持ちを少し冷静に見れる」と言っていたのを思い出して、僕もサブスクで「失恋」と検索してみたらたくさんの失恋ソングが出てきました。

思わず涙ぐんでしまったのは、
山崎まさよしの『One more time one more chance』です。「季節よ うつろわないで」という歌詞が胸にグサッときました。。

彼女とお別れしたのは、冬から春に変わりつつある季節で、彼女は冬の暖かいコートから春の軽やかなコートに衣替えしてました。あの時から少しずつ季節は変わり、これからも変わっていきます。暑いくらいの春の日差しが梅雨に変わり、夏が来たと思えば木々は紅葉し、鮮やかな紅葉はいつの間にかうら寂しい冬に変わります。季節が変わるということはそれほど時間が経つということで、時間が経てば彼女のことも少しずつ忘れるわけであって、僕の生活から少しずつ彼女の存在が薄らいでいくこの感覚が、どこか悲しいというか、寂しく感じられます。

ああ、やばい、辛いっすわ笑

他にも、グサグサ刺さる失恋の歌詞がたくさんありました。。

皆さんもぜひ、失恋ソング聴いてみてください。この世にはたくさんの音楽があって、僕たちはそのほとんどを素通りしてしまうことが多いですが、失恋を経験をすると、今まで感じ取ることのできなかった曲のメッセージが心に響きます。経験を積んで心が豊かになるとはこういうことなんですかね?

失恋をしたら早く立ち直ろうとする人が多いと思いますが、今しか感じることのできない気持ちが絶対にあるから、もう少しだけ立ち止まって、今のこの気持ちと向き合っていきたいと思います。

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