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好きな事をしてお金をもらう仕事。

自分が好きな事をして、それを人に喜んでもらってお金をもらう。それを仕事にしています。それ以外はやりたくないし、やる気もありません。

「そんなのは夢物語だ。そんなの成り立つ筈がない!」

そう思う人は、本気で好きな事をしていないか、それを本気で喜んでもらってないか、本気でお金をもらっていないかのどれかです。どれかひとつ欠けても成立しない。

僕もそうでした。夢を持って今の仕事をはじめたけど、びっくりするくらい大変でした。生きるために仕事をしてるんじゃなくて、仕事をするために生きてる感じ。

その時は本当に辛かったけど、いま思うと当然です。大変だった時は「本気で好きな事をする、本気で喜んでもらう、本気でお金をもらう」のどれかが欠けていました。

自分の好きなことを仕事にしようとしている人、自分の好きなことを仕事にしたけど生活ができなくて困っているって人はこの3つの要素のどれかが欠けていないか考えてみてください。

これが大切!仕事が成立する3つの要素

もうちょっと詳しく説明します。

自分が好きな事をして、それを人に喜んでもらって、それでお金をもらう。「仕事」が成立する3つの要素。これは3つの要素だけど2つの要素でもあります。

①自分が好きな事をする

②人に喜んでもらう

③お金をもらう

「仕事」というのはお金をもらってはじめて成立します。「プロ」と言い換えちゃってもいいです。自分が好きな事をして人に喜んでもらえてるけどお金はもらえない…これは仕事(プロ)ではないです。それが悪い訳じゃないけど(むしろもっとスゴイかも)それは趣味やボランティアであって、お金(対価)が発生しないのは仕事ではないんです。

趣味やボランティアをやっていて「お金がなくて苦しい」なんて言うの意味不明です。だって趣味やボランティアは「お金をもらわない」ものだから、お金が入ってこず、むしろ出ていくのは当然です。それが嫌ならやるべきじゃないし、だからこそ価値があることですもんね。

仕事に向けた準備や積み重ねの時間を「投資」と呼んだりするけど、投資の時間はあくまで投資なんだからお金が入ってこないのは当然です。

「仕事」をお金を払う方の気持ちで考えると超簡単。

「仕事」というのはお金が発生するもの。受け取る方のことはいったん置いて、支払う方の気持ちを考えればすごく簡単です。

お金を払う→喜ぶ(嬉しい、助かった、価値あった等)→また喜びを感じたい→お金を払う→喜ぶ→→→無限にループする

ただこれだけの事です。嫌な気分になっても約束してたらお金は払うけど、二度と払いたくないと思います。こういうお金を集めるビジネスもたくさん存在するけど、そのうち消えてなくなります。(というか今すぐ消えてなくなれ、と日々願っています。)

だから本来の「仕事」の形は「喜ぶ」と「お金(対価)」がセットです。このバランスが取れていれば必ず成立します。

3つの要素、でも「喜ぶ」と「お金」はセット

大切な3つの要素、①自分が好きな事をする、②人に喜んでもらう、③お金をもらう、は3つだけど②と③はセット。これが3つの要素だけど2つの要素でもある、という理由です。

①自分が好きな事をする > ②喜んでもらう

だと、お金をもらえないか、その時はお金をもらえたとしても次はありません。だからどんどん先細りになります。

①自分が好きな事をする < ②喜んでもらう

これは最強パターンですね。どんどん広がります。でもそんなに特殊な事でもないんです。経験ないですか?自分が何かを人にしてあげた時、自分がしたと思っている以上に喜んでもらった事、その感じです。

マーケティングや戦略やブランディング、そういったものはすべてこの為だけにある(というかこの為だけに使うべき)ものです。「喜んでもらう」ために本気を出す。ただそれだけ。

絶対に気を付けたい最悪パターン

最強パターンの反対で最悪パターンもあります。それがこれ、

❶自分が好きじゃない事をする > ②喜んでもらう

※❶の例(嫌な事に耐える、無理に相手に合わせる、本気でやらない)

これを「仕事」として認識している人が多いし、実際これが「仕事」になってることが多いけど、これは大間違いです。こんなだから「仕事が嫌だー」とかってなるんです。そりゃそうですよね。「お金(ギャラや給料)のための我慢」になっちゃってるんだから面白い筈がない。

でもね、さっきと同じく自分がお金を払う時の事を思い出してください。自分を喜ばせてくれる人が自分の代わりに嫌な思いをして欲しいですか?そんな事は望んでないでしょ?

例えば「自分が嫌だ」と思う事をお金を払って解消、解決してもらうとします。自分が嫌な事だからやりたくないんだけど、それをやってもらう人に嫌々やって欲しいですか?

例えば例えば、掃除。掃除が面倒くさい。嫌だ、ツライ。だからお金を払って掃除をしてもらう。ここまではよくあるハウスクリーニングなんかのケースですよね。でもこの掃除にきた業者さんに「嫌々」やって欲しいですか?「楽しんで」やって欲しくないですか?僕はそっちです。

もしハウスクリーニングを頼んで作業してくれる人を指名できるなら、嫌々やってる人より楽しんでやってる人にお願いしたいです。その分ギャラが高くなっても、自分が払える額ならそっちの方が全然良いです。そのギャラをケチって嫌な思いする方がよっぽど嫌だから。

つい忘れがちな当たり前のこと。自分に置き換えてちゃんとかみ合ってますか?かみ合ってたら毎日めっちゃ楽しい筈。

つまり、自分が好きな事を仕事にするべき

実は「嫌々やってる仕事」より「楽しんでやってる仕事」の方が価値が高いんです。だから嫌々仕事してる人は今すぐ真剣に考えるべきです。

「なんでその仕事をしてるのか?」「何が嫌なのか?」「何が楽しいのか?」それを考えてやってる仕事が合わないならすぐ辞めるべきです。待遇が、とか生活が、とか思うかもだけど、そんな事より自分が「楽しい」「やりたい」と思う事でもっと良い成果を上げる方が遥かに効率が良いです。

自分の好きなことを仕事にしようとしている人、自分の好きなことを仕事にしたけど生活ができなくて困っているって人は、この3つの要素を徹底的に考えてみてください。絶対にどこかが足りてないかバランスが悪い筈です。

自分の好きな事は特殊だから…

「自分の好きな事で人に喜んでもらう事はできない」と思うなら確かにそれを仕事にすることは難しいかもしれない。でも本当にそうですか?世の中結構広いし色んな人がいます。あなたの「好き」がドンピシャな人は必ずいて、それがニッチであればあるほどむしろ強烈に欲しがっていたりします。

自分の事はなかなか自分では客観的に見れないもの。自分に才能がない事を見れるのも他人だけど、自分では気づけない才能を見つけてくれるのもまた他人だったりします。ちょっと怖くても他人に冷静に見てもらう。というのはかなり価値あります。

自分が好きな事をしてお金をもらう、それが仕事。

自分が好きな事をして、それを人に喜んでもらってお金をもらう。僕はそれを仕事にしています。それ以外はやりたくないし、やる気もありません。だから「それ一緒にやりたいな!」って人と仕事をしたいと思ってます。

あ、そうだ、求人募集の記事を書こうとしてたんだった。脱線したままゴールに着きました。ま、いいか。応募してね!


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