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男子大学生のミュージカルレポ①

ご覧になってくださった皆様こんにちは。こんばんは。DDのミュージカル観劇日記の記念すべき第一回を見てくださり本当にありがとうございます。初回はなぜ自分がミュージカルを見るようになったのか、自分のミュージカルへの向き合い方をぽつぽつ書いていきます~ぜひご覧くださいませ。皆さんがミュージカルを観るようになった理由を思い出すきっかけになれば幸いです。

自己紹介

軽ーく自分のプロフィールを(笑)
・男子大学生
・趣味はミュージカル観劇と旅行
・基本何かをしていないと落ち着かない気質

ミュージカルを見るようになったきっかけ

 なんでミュージカルを見るようになったの?男子なのに珍しいね~
この言葉は初対面の人に会って自己紹介する時に必ず通る質問です(笑)。確かに男子大学生の趣味がミュージカル観劇です!!というとかなり希少種なのかもしれません。劇場に行くと圧倒的に女性の割合は多く、男性の観客、まして大学生ほどの若者はごくごく少数だと思います。自分の周りにミュージカルを見る男子がいないのは少し寂しいですね。。ちなみに自分がミュージカルを見るようになったきっかけは家族の影響という極めて普通な理由です(笑)。家族が宝塚を見ることが好きで、小さい頃から家で宝塚のDVDが流れていました。この家庭環境で自分が影響を受けない訳がなく、ミュージカルのナンバーを実際に見たことがないのに耳コピできるくらいまでになっていました。初めてのミュージカル観劇は宝塚歌劇花組公演『ポーの一族』で、映像では感じることのできない臨場感や迫力に圧倒されました。そこからは演劇に対して興味はあるものの、部活動の関係で時間が取れず、家族が観劇した感想を聞く程度になり、演劇から遠ざかった時期だと思います。ついに大学生になり自由な時間を手に入れることができました。しかし、ミュージカルへの熱はそこまで大きくなく、劇場に足を運ぶことはありませんでした。ここで転機が訪れます。母に誘われ宝塚星組公演『ディミトリ』『ジャガービート』を観劇した時、ミュージカルって面白いなと雷が落ちてきました。ここから自分が興味があることにとことん追求する性格も相まって観劇回数は爆上がりしていったのです。

自己流のミュージカルとの向き合い方

上記のようなきっかけからミュージカル観劇をはじめ、大学入ってからの観劇回数は60回を超えました。日々お金との闘いですが頑張って捻出していますね(笑)。基本的に観る作品は宝塚や東宝、ホリプロ系のが多く、偏りがあることも自覚しています。これからはより多様な作品をみてみたいな~とも思っています。ここからは自分がどのようにミュージカルと向き合っているのかについて書いていきたいと思います。

ミュージカルに何を求めるのか

ミュージカルを観る。それを発信する。このことに関して述べるのは非常に難しいことであると考えています。なぜなら、観る人一人ひとり違う価値観や捉え方をしているため、良いと感じる点や悪いと感じる点が人によって異なるからです。特に自分の意見を持つことは簡単ですが、特にそれをnoteやXのような媒体で世界に発信する際には様々な困難が立ちふさがります。この言い方はだれかを傷つけるような表現ではないかな、配慮が行き届いているのかななど自分の考えてしまい、そのまま発信することが容易ではありません。純粋な批評のつもりが、中傷と捉えられる可能性を大きく孕んだ世界では評論という行為自体が困難になりつつあります。このような環境のままでは芸術の発展は阻害されているように感じます。もちろん意味のない誹謗中傷は絶対にしてはいけません。しかし芸術は、先ほども述べた通り人により捉え方が異なり、感想も人それぞれです。それを観た人が意見を発信し、考え方が違っても相手の考えを理解しようとする態度を失わなければ、その議論の中からより良いアイデアや考え方が浮かんでくると自分は確信しています。芸術は肯定のみだと成長しない。さらなる発展のためには衝突や異なる価値観が必要なのです。一つの演目を全肯定をしてしまうとそれ以外の考え方を受け入れられなくなり、多様な方向から物事を見ることができなくなってしまいます。これだと視野が狭くなり、観劇のみならずほかの人生も豊かでなくなると考えています。必ず演目にはいいなと感じるところと合わないと感じるところがあるはずです。だから自分は意見を発信しようと思ったし、自分とは異なる人の意見を聞いてみたいと思っているのです。そして自分のミュージカル日記は、ミュージカルの演劇性についてを集中して述べていこうと考えています。演劇の歴史を見ると演劇は芸術性のみならず、社会性や公共性を訴える場として利用されてきたことも理解しています。その上で、自分は演劇の芸術性に絞って意見を述べていこうと考えています。議論の的を絞ることで考えをまとめやすく、相手にも伝わりやすいからです。色々難しいことを書いてきましたが、自分がミュージカルに求めるのは、総合的な芸術性の美しさと完成度です。ミュージカルを一つの芸術としてとらえているため、その完成度は必須事項です。その調和こそが、美しさの源であると考えています。皆さんはどのようなミュージカル観を持っていますか?一度考えてみると、よりミュージカルを観ることが楽しくなると思いますよ~。

まとめ

こんな自分が、のんびりミュージカルを観て感じたことをいろいろ書いていきたいと思っています。忌憚のない意見を発信していくので気が向いた人は見ていただけると嬉しいです~。また次回に。


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