つい他人に保証を求めてしまう人

たまにいるのですが、自分の行動について他人に保証を求めてしまう人がいます。大丈夫とでも言ってもらいたいんでしょうか？　多分その大丈夫は、何の大丈夫でもない、大丈夫です。 

自分の行動については、自分で責任を取るというのが一般的な考え方だと思います。先行している人に 参考程度に話を聞く事はいいと思いますが、自分の行動の責任を相手に保証してもらうと言う態度はいただけません。

他人も、あなたの行動について保証なんかできませんし、あなただって他人の行動に保証もしないのに、人に自分の行動の保証をしろと言うような質問をしてくる人、ほんとにやめたほうがいいと思います。

自信がないのは理解します。それであればやり方をきちんと聞いて、それをやってみるだけです。うまくいくかうまくいかないかはわかりません。やってみた結果、同じ方法でもうまくいく人もいればうまくいかない人もいます。そこからどうしてうまくいかないのかを考えて修正し、うまくいくようにしていくと言うのが 一般的かと思います。 

ですが、保証を求める人は行動する前に保証を求めてきます。やってもいないことを保証しろと言われたら、あなたはどう思いますか？
まずやってみましょうと言うしかないです。やってみた結果どの部分ができていないのか、どの部分が理解できていないのかが見えてくるので、そこについてのアドバイスだったらいくらでもできると思います。でも、まだ何一つやっていないのです。それでは何も言えません。

さらにひどいことに、その保証を求めてくる人は保証しなければ行動しないのです。だったら最初から聞くなと言われても仕方がないと思います。未来の事は誰にもわかりません。占い師にとって本当はわかりません。

だから多くの人は失敗する可能性を極力減らすように努力をしますし、準備をします。努力もせずに、他人の保証を求める のでは、協力しにくくなってしまいます。

普通に考えて、多くの人は初めてやることだってたくさんあるんです。仕事で初めてのことを任されるでもわからない周りにやり方を聞いて頑張る。これが普通です。それなのに「私にできますか？」なんて言うことを最初から聞いてしまったら、「やってみて！」としか言いようがありません。

この辺は自信と一緒で、やってみないと自信はつかないです。だからまず行動が必要になります。すべてが安全で行きたいと言うのは理解はしますけれども、実際は難しい話です。いつ何が起こるかもわからないので、最大限の準備をし努力をすることによって結果を得ることができます。そして、良い結果を得られれば、それが評価されて 自分の中でも自信に変わっていきます。

だから、初めてのことが自分にやってきたら、「これはチャンス」と思ってチャレンジすることをお勧めします。初めてのことであればできなくても当たり前と言う部分もあります。大きく失敗したらそれはそれで問題ですが、やることを全部やって、周りも認めている中で、結果が出ない事はよくあります。 そういう体験をしながら人は成長していくものではないでしょうか？