何を見つめるかで、毎日は決まる。

日々、人は何かを考えています。

それがポジティブなことだったり、ネガティブなことだったりします。

人の意識は刺激によって簡単に左右されます。例えば、誰かに嫌なことを言われ、それについて考え続けると、どうしてもネガティブになりがちです。その結果、他人を攻撃したりすることもあります。そんな状態に支配されていると良いことはありません。

だからこそ、意識的にポジティブな方向に意識を向けることが大切です。

過去を振り返るとき、私たちは往々にして発展がありません。過去は既に確定している出来事であり、変えることはできません。後悔や罪悪感もここに含まれます。過去の出来事の意味合いを変えることはできますが、大抵の場合、それはネガティブな思い出か、過去の栄光にすがることになります。

逆に、未来を見つめるとき、私たちは自然とポジティブになります。未来の不安を感じることもあるかもしれませんが、不安はまだ起こっていないことに過ぎません。だからこそ、未来に向けて何を起こすかを考える方が建設的です。

例えば、夢や未来の計画について考えるとき、必要なものを集め、それを達成しようとします。このプロセスはとても楽しいものです。まだ達成していないけれど、どうやって達成するかを考えるとき、人はあらゆる可能性を思い描きます。ただし、飛躍しすぎると妄想になってしまうので、現実的なゴールに向けて今何をすべきかにフォーカスしましょう。今日明日でできる具体的な行動を決め、それを実行するのです。

もちろん、時には自分にはできないと思うこともあります。そのときは、目標を小さな単位に区切ることで、達成可能な行動に落とし込むことができます。そして行動します。この積み重ねが大きな成果を生みます。

毎日は行動の積み重ねであり、それほど難しいことではありません。あなたも日々何かを行っています。もし、形になっていないとしたら、ゴールイメージができていないだけです。

過去のことばかり考えて行動しないことは良くありません。行動しなければ結果はついてきません。シンプルですが、それが現実です。

自分が決めたことを実行し、失敗してもダメージはありません。成功することばかりを期待するのは間違いで、9回失敗しても1回成功すればそれで十分です。私が仕事をしていて学んだのは、失敗も成功への一歩であるということです。全て自分の責任であり、そう考えればあらゆる出来事が楽しくなってきます。

だからこそ、日々何を考え、どう行動するかが毎日を決めるのです。