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愛してくれる人がいれば、トラウマは外れる。

愛してくれる人がいると、嫌なことも嫌ではなくなっていきます。しかし、最初は愛されても、それを受け入れるのは難しいものです。裏があるのではないか、騙されているのではないかと疑ってしまい、受け入れるよりも拒否することの方が多いのです。それでも、時間が経つにつれ、徐々に「これは信じて良いのかもしれない」と感じるようになります。

その間、一切裏切られないことが重要です。懐疑心を持ちながらも愛されていることで、その疑念は少しずつ薄れていきます。そして、次第に相手を受け入れることができ、相手に感謝するようになります。その感謝の気持ちが、自分の中にある被害者意識を打ち壊していきます。

無条件で自分を見てくれる人、認めてくれる人、欠点を指摘してくれる人、意見が合わなくても共にいてくれる人。このような人がいることで、内面に変化が起こり、自分も相手に対して利害関係を超えた存在の認め合いを感じるようになります。すると、嫌なことがあまり気にならなくなるのです。

しかし、自分の中のトラウマが完全になくなるわけではありません。何らかの刺激によってトラウマが呼び起こされ、コントロール不能な恐怖感や無価値感に襲われることがあります。これは過去の出来事とその刺激がリンクしているためであり、今の現実ではありません。

だからこそ、そんな時には「ここにいていいんだ、大丈夫だ」と言ってくれる、態度で示してくれる人がいることが大切です。過去と今が違うことに気づき、あなたが道具ではなく、愛されるただ一人の人間であると感じることができます。これは理性的な説明ではなく、体感として覚えていくものです。

こうして、理性では理解していても常に恐れていた人も変わっていきます。無意識の領域においても、過去の記憶が現在の状態や価値判断に影響を与えます。その結果、自分に価値がないと感じてしまい、だめな自分を脱出できないと考えることもあります。

しかし、だめな自分であったとしても、これから先どんどん良くなることは可能です。その成長を見守ってくれるのが、あなたを愛してくれる人です。今100点でなくても、100点に向かって歩んでいることは間違いありません。そんなふうに見てくれる人がいるだけで、あなたは必ず変われます。今、愛してくれる人がいなくても、無理だと思う必要はありません。人は出会いによって変化していきます。

私の作ったセラピーは、あなたの中にある、刺激と反応の関係を組み替えて、嫌な結果に至る刺激を別の着地点へ誘導します。それによって、嫌だったことが嫌でなくなり、記憶の圧迫感がなくなり、身体が反応しなくなります。

その結果、見るもの聞くものに対する感覚が変わります。当然、認知も変わるので、言動が変化します。残りは、あなたが愛を受け取り実践するだけです。

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