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心いたわる3つの習慣

生活に追われて毎日があわただしくとても忙しい

大多数の人はこのような境遇あるいは

似たような環境で過ごしているのではないでしょうか




企業にお勤めであれば決められた時間までに出社し

定時になるまで一日中拘束されます



もちろん家事を中心にした生活であっても

家族の時間に合わせて動かなくてはいけませんので

マイペースな行動は難しくなります





何を当たり前のことを

そう思うかもしれませんが




他者の時間に合わせて行動することは

相当なストレスを感じながら毎日を過ごすことになります





人は長い間強いストレスを感じていると

体がそれを伝えようと様々なサインを送ってきます

肩こりや頭痛や腰痛などは典型的なサインといわれ

病院の治療や投薬では改善できないようです




放っておくとうつ病を発症する場合もあるそうですから

時々は心を安静に保つことも必要です


居場所は良い場所?


直接見ることはできなくても

私たちの周りには「気」というものが存在します


気功師のような特別なパワーがなくても

街を歩いていて何んとなくいやな雰囲気を感じたり

反対に決まった場所で落ち着きを感じることがあります




こうした居心地の良さや居心地の悪さは

空間に漂う「気」と自分の波長との相性に関係があります





多くの成功者も空間の雰囲気をとても大切にするそうで

部屋に余り物を置かないといわれています





テーブルの上に使ったものをそのまま放置したり

いつ着るのかわからないような衣類を

クローゼットにしまい込んだままなどということは

ありえないことと考えています






忙しさに追われて生活をしていると

そうしたことがおろそかになり

いつの間にか部屋中が物であふれかえってしまいます





これを一度に片付けるのは容易なことではありません





そこでまずは

身の回りからきれいにすることをお勧めします




会社員であれば与えられているオフィスの机を

毎日帰宅前にきれいにしてから帰る


出勤したら軽く水拭きをしてほこりを払う


家の中でも自分が座る周りに物を置かない


使い終わったものは間を置かずに片付ける



これらを毎日続けることで気の流れは良くなっていきます







淀んだ「気」の中に身を置いているとストレスも倍増し

自分の中にある「気」が弱り始め

やがて「病気」となって現れてきます

自分の居場所を良い場所にして「元気」を取り戻しましょう


待つを持つ


アロマテラピーは香りによって

心身を健康にするものですが



心を静める効果があるのは

アロマオイルだけとは限りません





長時間の香りを楽しむのなら

そうした道具をそろえてもよいでしょうが

習慣化するとなると面倒になったり

香りそのものが自分には合わないこともあります






お茶の香り成分も十分に鎮静作用があって

緑茶に限らず紅茶やコーヒーでも

十分に香りを楽しむことができます




ただし疲れてしまった心に

落ち着きを取り戻すことを目的としますので

きちんとお茶を煎れることから始めます





電子レンジで「チンッ」などということはせず

ケトルでお湯を沸かしている間に茶葉を用意し

食器棚からお気に入りのカップを取り出し

しばらく待ってカップにお湯を注ぎます

カップが温まったらそのお湯をポットに移し

茶葉を十分に開かせてから再度カップに注ぎます





たとえインスタントコーヒーであっても

一連の動作によって心の中に

ある種の余裕を感じることができます




茶道でいう所作といえば大げさかもしれませんが

準備している時間は確実に自分のためのものです




この時間が心に栄養を与えているのです

もちろん飲み終えて食器を片付けている間も

心は癒し続けられています


贅沢な静寂


政治家がいない時だけ威勢の良いコメンテーター

質問に質問で返されてうつむく記者

大雨に打たれながら外出するなと叫ぶリポーター

今季一番を三日連続で伝えるアナウンサー

頭を叩きながら元気を出せという芸人

不幸を晒しておいて伝える自由を叫ぶエムシー






今やテレビが流す情報に価値など存在しません



むしろ悲しみや怒りといった負の感情を増幅させ

精神に悪影響を及ぼしかねません






一夜限りでもテレビを消してみると

静まり返ったいつもの部屋が新鮮に感じます





外を走る車の音や遠くに響く警報機の音

枝を揺らす風の音や地面を打ち付ける雨の音

近所を歩く人の足音や時を刻む秒針の音

田舎町なら蛙や虫の鳴き声が響きます



普段の生活の中で耳を澄ますことが

どれだけあるでしょうか




家でも外でも溢れかえる音は

耳の中に勝手に入ってきて

その音が何であったのか記憶に残らない





目を閉じて静寂に身をゆだねると

昨日のこと

今日のこと

明日のこと






様々な思いが頭の中に浮かんできます




思考をめぐらし想像の中で遊ぶうちに

いつしか心は宇宙の波長と同調し始めます

これが瞑想の状態であり心は

贅沢な時間(とき)を味わうことができます






現在のうつ病で医療機関へ受診した人の数は

百万人以上というデータがあります

受診していない隠れうつ病患者や予備軍まで足すと

実際にはもっと多くの人が

悩みを抱えていることになります




そうならないためにも

自分をもっと好きになって

自分をもっと大事にして

普段から心をいたわりたいものですね




ここまでお読みいただき
ありがとうございます

あなたのもとに 素晴らしいことが

たくさん たくさん

降り注ぎますように

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