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Google I/O 2023 デザイン関連直前ガイド #googleio23 #io23jp

今年最初のnoteです。世の中の状況はすっかり収まり、世界は粛々と進んでいる…と、デジャブな書き出し…。

さて、ぼーっとしていたらもう2023年も5月半ば、残り約半年、早っ!
4年前だったらウェ~イ!とかサンフランシスコの強い日差しの中、太陽を満喫している時期ですが、今年のGoogle I/Oは…ってあれ?これもデジャブな序文ですねw

というわけでGoole I/O 2023、今夜26時スタートです!

今年のnoteのきっかけとして、以前やっていたデザイン関連のセッション、今年も直前過ぎるほど直前ですが、まとめときます。

…といっても昨年から公式サイトも日本語化(自動翻訳?)されているので、詳細とか書いてもそもそも以前ほど前情報など事前に知ってる情報などもないのですが(そもそもGoogle Designが最近あまり表立って情報を配信してない)まぁ、備忘録的に。

Design Sessions

1. What’s new in Material Design (マテリアル デザインの新機能

マテリアル デザインのセッションに参加し、進化した最新のデザイン言語である Material You の概要について学び、デザイン システムの未来を見据えた Google のビジョンに注目してください。デザイナーやデベロッパーが美しく有用なエクスペリエンスを作り出せるようにする新しいコンポーネントや機能について説明します。また、このセッションでは、モーション機能、新しいカラー カスタマイズ機能、Android と Flutter のライブラリ アップデート、マテリアル デザインをワークフローに統合できるようにするデザイン ツールについても詳しく説明します。

Speakers: Andy Stewart (Creative Director, Material Design), Aneesha Kommineni (Product Manager), and Euphrates Dahout (Systems Design Lead)

2. マテリアル デザインを使った美しいプロダクトにユーザー補助を導入する

ユーザー補助に対応したデザインを導入して、プロダクト デザイナーとしての表現力と主張を高める方法を学びます。マテリアル デザインでは、どのように調査を行って、ユーザー補助に対応した優れたエクスペリエンスを構築しているのかについて詳しく知りましょう。独自のプロダクトを作成するときに、ユーザー補助を念頭に置いてデザインする方法に関してヒントを得ることができます。

Speakers: Dahlia Shoukry (Program Manager), Julia Feldman (UX Researcher), and Julián González (Interaction Designer)

3. Compose 向け Material You を活用して最新 Android アプリを作成する

このトークでは、Android アプリ開発の未来を担う Compose で最新のマテリアル デザイン機能を使って優れたアプリを作成する方法について、デベロッパーとデザイナーに知見を提供します。

Spaker: Gurupreet Singh (Developer relation engineer)

4. 大画面向けの Material You

さまざまなフォーム ファクタやタブレット、折りたたみ式、スマートフォンなどのデバイスでマテリアル デザインを使用する方法を学びます。新しい大画面用ガイダンスに加えて、アプリを大画面に適応させるための今後の作業のプレビューについて説明します。

Speakers: Anna Pfoertsch (Product Manager) and Ryan Kiley (Senior Visual Designer)

5. Flutter と マテリアル 3 を使ってあらゆるデバイスに向けたデザインを作成する

マテリアル 3 には、Flutter がサポートするすべてのデバイス向けに美しいデザインを作成できるようにする新しいウィジェットが導入されています。実行されているプラットフォームや現在アクティブになっている入力デバイスに応じて、まったく異なるレイアウトにすることができます。アダプティブ レイアウト、表現力の高い色と書体、マテリアル 3 で利用できる多くのウィジェットのテーマ設定など、デザインを作成するさまざまな方法について詳しく説明します。デザインを再利用可能なウィジェットに分割できる場合、テーマ設定は必ずしも難しくありません。

Speakers: Liam Spradlin (Senior Design Advocate) and Rody Davis (Senior Developer Advocate)

6. Relay と Compose を使って完全なアプリを作成する

Relay を使うと、Figma と Compose を活用しているアプリ開発チームが優れた UI を迅速に作成できます。このワークショップでは、Relay を使って完全な Compose アプリを作成するための複数の統合戦略について学びます。

Speakers: Justin Belcher (Design Lead, Relay) and Travis Henspeter (Senior Software Engineer, Relay Team)

な、感じでデザインセッションとしては、6つ。

特にこれといった大きなものはなさそうで実は、Material 3 (Material You)で何か新しい更新あるんじゃないかな?とここしばらく思ってたところで、やっぱりな感じで「マテリアルデザインの新機能」というセッションがあるので、機能追加や微調整の発表があると思ってます。

特に今回のIOで待望のPixel FoldとPixel Tabletがいよいよ正式に発売されます。ここ1年ぐらいで実はこっそり?と大画面向けのマニュアルやガイドライン、UIギャラリーも揃ってきてるし、一方、現状のガイドラインだといろいろUI上の不都合があったりしたたのでで、そこらへん、もう少し洗練されるかな?と期待してます。

大画面ギャラリーは様々な画面設計のパターンや使用事例(考え方)、UIデザインのケースが紹介されているので、見たことない人は一読しておくと良いと思います、まじで。

Android 13までのUI上の不都合とかは個人的にSamsungのOne UI側でかなり吸収して使い勝手良くなってたりするので、そこらへんもうまい具合に吸収されてるんだろうなぁ、とか先日の提携にも期待してます。

Pixel Fold x NBA

Pixel Foldといば、事前にスニークプレビューでショートムービーが @MadeByGoogle の公式Twitterアカウントで紹介されました。

が、あと数時間という直前のところでNBAとのコラボ?公式ムービーがリークされてしまいました。おいおいw

とりあえず絶対買う!😆

Making Material You

先日5/5、子供の日にMaterial Youのコンセプト?ムービー Making Material Youと一連のムービーも発表されました。去年発表されたときは正直方向性が定まりきれてないなぁ、と思ってたけど、今回のでパステル調の微妙なファザーディなテイストからよりシンプルにボールドなテイストにピボットするかな?と思ってます。楽しみ!

Introductionムービーは、ウォルター・グロピウスの引用とか良いです。実際のマテユーでの構造と表層のズレさが素敵すぎです。

マテユーのコンセプチャルなテイストやUIの構成ロジック、バランスなどを理解したかったら、一連のムービー見ておくと良いかもです。

追記

厳密には、デザインではないけど、ジェネレーティブIAやらBardやらの話題が多いと思われる今年のIOで当然ですが、PAIRからのセッション(ワークショップ)もあるので、こっちも良さげ。

7. People and AI ガイドブックによる実践的な責任ある AI

Google の 責任ある AI 向けの最新ツールとリソースの概要を把握しましょう。People and AI Research(PAIR)ガイドブックを使用して、ジェネレーティブ AI プロダクトを責任を持って効率的に作成する方法について学びます。
 
Speaker: Chinmay Kulkarni (Research Scientist, People + AI Research)

ちなみに今年のセッションはキーノートとデベロッパーキーノート以外はオンデマンド配信なので明日以降にゆっくり見るで良さげ。

以上。

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