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本をつくる会社 |株式会社デジカル

先日、取材を受けたときに「御社をどういう会社として紹介すればよいですか?」と尋ねられました。

出版社で間違いないのですが、そこから一段上がったところでサービスを提供しているので答えるのが難しい質問です。

デジカルは、2003年に書籍の企画制作プロダクション(出版社の下請け会社)として創業しました。2005年頃から版元に装丁デザインを提供するデザイン室を立ち上げ、そこから現在の本のデザイン制作サービス「Isshiki」へと拡大させています。

2013年には電子書籍の出版レーベル金風舎を立ち上げ、昨年、子会社として独立させ書店取次口座を開設して名実ともに出版社になりました。
また2020年には地方新聞社との電子書籍プロジェクトからジョイントベンチャーを立ち上げデジタル図書館事業を運営しています。

企画から制作、出版、それにデジタル図書館の開発まで。本の制作に関わるあらゆる知識と事業経営の実績、経験があります。そして、この間に考えてきたことは「面白いことを読まれる本にする」ということです。

「出版支援の会社ですか」
「平たく言えばそうです」

そういったやりとりで届いた記事に「出版物のデザイン制作を手掛けるデジカル」とありました。まったくそのとおりです。

出版社が本を創って作って売る会社なのに対し、デジカルは「本を創って作る」をサービスする会社と定義しています。

本を作ることを情報発信に活かす取り組みで、本を情報デザインに利活用するデザインファームとして整えています。

もっとも、「どういう会社なのか?」 を説明をする必要がある時点で、サービス力も商品力も欠如していると考えています。

実績でシェア固めです。

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