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【勝手に人生相談 No.290】義父母の侮辱 終生消えず (神奈川県・50代女性)

▼ご相談内容▼

50代の主婦です。

結婚当初から夫の両親と同居しました。

両親と義姉から長年受けた、数えきれないくらいの侮辱的な言葉や態度が一生忘れられません。

救いだったのは夫が常に私の見方でいてくれたことです。

逆に夫のそういう姿勢すら、私にたぶらかされてかわいそうみたいに両親から言われ、さらに悲しくなることもありました。

夫の両親が亡くなり、義姉に相続分を払うため、夫婦で引っ越しました。

始めて2人での生活を始め、今は穏やかに暮らしています。

ただ、人と話してしている時に話の流れで過去のことを思い出したり、話したりすることもあります。すると、「今がいいんだからいいじゃない。忘れなさい」と言われます。ですが、そう言われることもストレスで、決して忘れることもできないのも事実なんです。

つらい経験ををずっと忘れられない私は心が狭いのでしょうか。
たまに思い出した時に話を聞いてもらうのもよくないことなのでしょうか。

神奈川県・50代女性

▼やまのぼ回答▼

 それは、さぞかしお辛い体験だった!と思います。

 そうです!でも!だったのです!

 過去とは、過ぎ去ったことなのです。どんなに愉しいひと時でも、どんなに苦しいひと時でも、時は容赦なく過ぎ去るモノなのです。

 そして、過去は変えられません!

 いつまでも、いつまでも、その体験を引きずることで、あなたの傷が癒されるどころか、さらに深いモノになり、あなたに何十倍、何百倍の辛さを強いることでしょう。

 辛かった思い出を断ち切ることは、あなたにとって、今、一番の妙薬になるのです。

 過去の辛さを引きずることで、亡くなられた義父母や、義姉の侮辱に再び苛まれるのは、愚の骨頂といえば、言い過ぎになりますが、あなたにとって何かの益になるどころか、悪しきことにしかなりません。

 いまの尋常でない精神的ストレスは、間違いなく!病を誘発するでしょう!

 あなたは、何をどうしようとされているのですか?

 つらい経験ををずっと忘れられないのは、心の広さにはまったく関係はありません。むしろそれを言うのなら、こころの使い方が間違っているのです。

 嫌なことを考えて生きるのと、楽しくことを考えて生きるのと、どちらかを選べと聞かれたら、あなたは選択に迷いますか?

 あろうことに、あなたは嫌な方を選んで一生を送ろうとしているのです!

 あなたの人生は、あなたご自身のために、ご自身にとっていいように、ご自身が自ら創造するべきです。義父母や義姉のための人生ではありません!

 そんな当たり前のことも、できていないことに、一日もはやくお気づきください。

 最後にもうひとこと。

 たまに思い出すこともやめることにしましょう!思い出し恨みつらみを語っても、ご自分にとって何の益にもなりません

 簡単なことです!たった一つだけ、決断し行動することです。

 それは、今日限りで、義父母と義姉の侮辱的言動を一切合切、忘れ去るために、恨みつらみ全てを紙に書き出し、それを思い切り破り捨てることです。

 いわば、一切合切忘れることの見える化を図ることです!

 もしも今後、思い出すのなら、優しいご主人との楽しかったことだけにしましょう!もっと言うならば、優しいご主人と、今日と言う日を存分にエンジョイすることに専念しましょう!



▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.291】兵庫県・70代女性のご相談です。「認知症の母に とっさのウソ」を、予定しております。


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